2013年1月13日日曜日

出汁①  煮干 漬け菜煮

不思議 発見

にぼし 煮干



絵:年金酒場さん


味噌汁は煮干にかぎる。

お客さんが来たときなど上品に頭と腸を取って使うことが有る。

母親の作る「そばつゆ」の出汁は煮干だった。

煮物にも必ず入っていた。

春が近づくと、野沢菜が酸っぱくなる。
水でふやかし塩出しをし、醤油で煮付ける。
少量の酒の粕と油揚げ、ニンジン、さつま揚げ等が入っていた。
この料理、酒のつまみでも、ごはんのおかずでも旨い。
色は悪いが味がいい。

漬け菜煮


思い出した、猿ヶ京の町営のスキー場で売っていた。
食堂に入りお品書きを見たら「漬け菜煮」と有る。
早速頼み酒のつまみとして皆で懐かしく箸を突ついた。
帰りにおみやげに買ってきて宿でまたパクパク。
母親の味と同じだった。


この中での出汁の出た煮干は今でも苦手である。



次回 「根曲がり竹」の出汁





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