2013年1月19日土曜日

金魚釣り ②

日本田舎話  35

金魚釣り ②

マクワ瓜、スイカ

「釣った金魚を全部放せ!」 こっ酷く叱られた意味が判った。

この堤の水の取り入れ口にいつもスイカとマクワ瓜が冷やして有る事を
先輩達は知っていた。
ある日、サジ(スプーン)を持って行ったのだという。








釣りの帰りがけ、見張りは交代で。

サジで裏から中身を食い、繰りぬき、
中に水を入れ上手に伏せてきたという。

どこまで知恵が働くのか、感心した。

これでは怒られるは当たり前である。

こんなことを考えるのは隣のあんにゃしかいない。

これを見た田んぼの持ち主の顔、
ナタを振り上げた様子が今でも思い浮かぶ。



不思議なツツミの魚たち
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追記、
今朝は寒かった。
先日降った雪がまだ所どころに残っている。
昼間、表面が溶けたのか、凍ってつるつるに成っている。
朝五時0度C
現在1.6度C


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