へぎそば ⑥
あさつき 3 植え方
野山にいくらでも自生している。
大きいものは竹箒の先を三つ位束ねたように密集してあちこちにある。
あぜ道の斜面に出る物は、田んぼの栄養が有るのか少し大きい。
これを採って来てもいい。だが小さい。
今はホームセンターでもこの種が、少し小振りでは有るが売っている。
畳み一枚分の畑でも二袋~三袋くらいの種がいる。
田舎では、この「種」として一軒の農家が売っていた。
大きさが違っている、親指くらい有る。
A、植え方を教わった。
①畑に腐葉土を入れ、肥料を入れ耕す。
コツは化学肥料は使わないこと。これを使うと「辛く」なる。
鶏糞も入れすぎると辛くなる。
肥料の加減が難しい。
発泡スチロールでも良い。
②秋の彼岸前後に植える。(最近は温暖化?なので時期も考える)
③間隔は握りこぶし一個分空ける。
④一個づつ深く植える。(深さ6~7cm)
あさつきは深く、にんにくは浅くと教わった。
浅く植えると分割が多くなり玉が大きくならない。
⑤上に藁を掛ける。(春先、泥はねがない)(なくてもよい)
⑥うまそうな芽が出るが食ってはいけない。
⑦そのまま枯らす。
⑧日当りのいい所でないと辛くなる
植えた直ぐに芽が出るが、食ってはいけない。
そのまま枯らし来年を待つ。
B、取り入れ
翌春には一番に芽が出る。
タバコ一本の太さの物が出たら成功で有る。
6月頃、葉が半分くらい枯れてきたら収穫となる。
時期はそれぞれで研究してもらいたい。
玉に赤いスジが有れば大成功。
葉を半分切るかそのまま四、五株くらいずつ束ねて藁、ビニール紐等で束ねる。
陰干しにする。
農家では、「てっちょ」天井裏に上げ乾かしていた。
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絵:年金酒場 |
一個植えだが、あのニンニクの玉のように一個が五、六粒くらいになる
私が作る、そばの出汁は次回
薬味では辛味大根もいい。
追記、
今朝は夜中より寒くなってきた。
7時現在の気温0.5度である。
おー寒い。
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