2013年1月2日水曜日

へぎそば ③ 食べ方

日本田舎話 29

へぎそば ③

食べ方

 「へぎそば」とは、「ふのり(海草)」が入っていなければならないようだが、
だれが言い始めたのだろうか。
私は「経木」に盛り付ければ「へぎそば」と成るのではと思う。
絵:年金酒場さん

薬味

①わさびでは無く「カラシ」
  「粉からし」をぬるま湯で溶いたのが一番いい
   (子供の頃はワサビでは無かった)

②必ず、「あさつき」。食べ過ぎると腹がへる。
  (これは食欲増進として、夏バテの薬としても効果が有るようだ)

③当然 「そばつゆ」
  かつを出汁、ヒゲタの醤油で作る。




私はこのソバ(下写真)が一番好きだ。

歯ごたえがいい。茹で過ぎがない。

このメーカーもいろいろ種類があるが、この絵の物が一番いいような気がする。
一番安いこともあるが。

私が幼少の頃は、もう1軒の乾そば屋の方が旨かった。

でも今ではこのメーカー(写真)、二代目に成り、かなり研究をしたのかこちらの方が旨い。
昔は、そば粉が多かったのか一年経って茹でると二センチくらいに切れることも有った。

買い方は、お盆の里帰りに隣村の農協で20袋入りを、多いときは10箱位買って来る。
農協の方がかなり安いのだ。

一年寝かす。
食い頃は、来年のお盆頃が旨い。
最近はそうでもないかな。

他の土地に旅行に行ったりした時は、その土地の乾そばを買って来る。
鍋を二つ用意し、これと同時に茹(う)でて食い比べる。
今だこれの右に出るもものがない。

欠点、食い過ぎると腹が下る。(私だけ)
若い頃は二袋は食えた。

山芋が入っているから屁が出る。


追記、1
「生蕎麦(きそば)」と「なまそば」は違うようだ。
それよりも小麦粉が多いのになぜ「そば」と呼ぶのか不思議だ。
立ち食いそば等は小麦粉が七割、八割と聞く。

続く

そばの茹で方は→こちら


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