2013年1月3日木曜日

へぎそば ④ あさつき 1

日本田舎話 30

へぎそば ④

薬味 からし  あさつき 1


「黄色いからし」と呼んでいた。 右は「あさつき」




①わさびが無いわけではない。
  となり村ではワサビ田も有った。
  今でもイワナ釣りに行くと、その痕跡が有る。
  このシリーズの「粉ワサビ」も有った。

  なのに「さしみ」を食うときもこれだった。
  お猪口の中に「粉からし」を入れ、ぬるま湯で溶き、逆さにしておく。
  逆さにすると空気に触れないので気が抜けない。
  大勢の時は湯のみちゃわんで溶く。  

②あさつき
  そばが茹で上がる前に必ずあさづきがドンブリに皮を剥かない状態で出てくる。
  自分が食べれるだけ、自分で剥く。
  この風習がいい。
  大きい物を選ぶ。
  春頃に成るとドンブリには小さい物しか残らなくなる。


千葉県の蕎麦屋でこの「あさつき」を出す所が有ると聞いたことがある。






あさつき 2  は次回





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