2012年12月31日月曜日

へぎそば ① へぎ

日本田舎話 27

へぎそば ① へぎ




この「へぎ」とは「経木(きょうぎ)」の事ではないだろうか。
片木、辺木とか書くようだが。
「剥ぐ」と書いて「へぐ」と読む。
「へぐ木」では無いだろうか。
となると、通常のそば店ではこの「剥いである木」はどこに使っているのだろうか。
底は巻き寿司を作るときの割竹で作った簾(す)を使用している。
水はけがいいからだ。

でも菓子箱、輪っぱ飯の弁当箱などはこの薄い板を使っている。
当時、箱状にしてソバを盛り付けたとは思えない。水気が溜まってしまう。


でもこの上に「経木」を載せるとツジツマが合う。

ひょっとしたら経木でそばを包んで弁当として持って行ったのでは。
「お祝い事」に使う、「オコワ」の入れ物(今は紙)の様に。


絵のようなスタイルで食べさせる、そば店が有るようだ。
これだったら水はけが良く、経木の上に盛り付ければ水気も保てる。

続く

2012年12月30日日曜日

ヘリコプター

不思議 発見

ヘリコブター

私はこれに乗ったことが無いが、若し乗ったらやってみたいことがある。

乗ったらでは無く、乗り降りの時のことである。

人は何故、乗り降りの時、頭を低くしながら歩くのか、前から疑問だったからだ。

大臣だろうが、お姫様で有ろうがみんな頭を下げる。

ヘリコブターは偉いのである。


絵:年金酒場

だが、この人たちには敵わない。映画の中の俳優である。
主役が頭を下げると、いくら強い俳優でも弱く見えるからか。





 不思議ですね。





2012年12月29日土曜日

モモンガ 捕め

日本田舎話 26

モモンガつかめ(方言) バンドリと言っていた。

何時もの「悪がき3人」。

雪解けの季節になると、朝は雪の表面がカチカチに凍る。
昼ごろには溶けるので計算をして
長靴だけでこの上を歩き山に行く。
普段歩けない所を朝日を浴びながら歩けるので、気持ちがいいものだ。
そんな中、モモンガ(ムササビ?)を捕まえる事になった。

居場所を見つける方法は、杉の木の皮が剥がされている付近をさがす。
この皮の剥がされ方は半端ではないので直ぐ分かる。
これで巣を作るからだ。
後は冬だと分かりやすいのだが雪の上に糞が散らばっている。
この糞の大きさは小豆を、ふやかした時の大きさで、
長て方向をチョット潰したような感じであるから分かる。
新しいのは少しベトベト感が有り、艶がある。




次に近くのブナの木が10cm程の丸い穴が2つ、3つ、開いている木を見つける。
何故か穴が一つの木は要る確立が低い。
[多分、非常時に逃げる出口がもう一つ必要なのであろう。]
(私の説だが間違いない。)

木を下で叩いてみると分かる、居れば必ずチョコンと顔を出し、
こちらの様子を見る。このしぐさは今思い出すとかわいくも有る。
ほとんどは、慌て出て逃げる。
下調べで、居ることが分かったら別の日にそっとよじ登り穴を全て塞ぐ。
話をしながら木に近づいてはいけない、
気づかれ、顔を出されたら手遅れだ。

一番上の穴に、袋を被せ穴の廻りに釘(5本位)で打ちつける。
下に居る者が思いっきり木を叩く。
そうすると、この袋に飛び込んでくるという仕掛け。

よじ登った者は叩けない、片手は木を支え
もう一方の手は袋の底を持ち木と垂直にし、出易くしなといけないから。

叩いても出ないときは、下の穴から木の棒で突くのである。
大半は木に近づくか、登っている間に逃げられる。

一度「2B弾」を入れて捕まえるのは成功したが、
後で煙が出て来て大騒ぎをした。
中の巣が燃えてきたのだ。
冬だったのでよかった、雪を中に放り込んで慌てて消したものだ。

昨今は杉の木に虫が付くように成ったのか、キツツキが穴を開ける。
この穴に住んでいると聞いた。
昔は、杉の木がこのように穴が開いているのは見たことが無い。
生態系が変わってきているのかな。

この方式で一度に3匹捕まえた事が有る、親は逃げて全て子だった。

「馴れる」と聞かされ、これを飼ったことが有る。
昼間外に出すと(明るいとこ)目が潰れるから注意しろと言われいたが
どうしても出してしまう。馴れてくるから尚更である。
膝の上に載り、スヤスヤ眠るからたまらない。
飽きると籠の中に一人で戻る。可愛いものだ。

やはり目が白くなり死んだ。
慌てて残りの二匹は放した。
餌は、輪切りをしたサツマイモとか栗、クルミだった。



こんな捕まえ方もした。
長い竿に針金で輪を作り、
この輪に紐を付け下から引っ張ると輪が絞まる仕組み。
上の穴にそっと沿えて引くのだが、
タイミングが合わなくとても難しい、ほとんど逃げられる。



剥製を作り飾ろうと思った、鴨の剥製は作ったことがある。

腹を割き、中を全て出した、肉は茶碗一杯ほどで有った。
でも食べないで、鶏の餌にした。
結局剥製にも出来ないので、先出の「兎の皮」を剥いでくれる所に持って行き、
売ろうと言う話に成った。
毛並みが悪かったのでドライヤーで乾かし、整えた。
これなら500円には成るといいながら持って行った。
ダメだった、やはり100円だった。

ブツクサ言いながら帰った事を思い出す。



今は禁止されている。









大臣 任命

川柳 短歌 狂歌

大臣任命  その1


あべこべと 言う人私 蔵大臣

インスタを 間違えたのか インフレと

インスタを 4百円にと 日銀に



インスタントラーメンが一個400円に成る日まで皆でこの人を信じよう









?・・?・・・?







2012年12月28日金曜日

雪の墓 3

日本田舎話 25

雪の墓 3

墓参りには子供が欠かせない。

朝早くから「早く墓参りに行こーよ」娘が叫ぶ。
小学校に上がる前の話である。

「まだまだ」と返事。
もう「やかん」には水を入れ、お供え用の花、ダンゴ、お菓子、酒等
玄関の上がり框付近に用意してある。
子供達は空の紙袋をそれぞれ手に持ち、今かと構えている。

「まだまだ」と言ったのには訳がある。
早すぎても近所がまだ行ってないからである。
子供が彼岸に来なかった家庭では、お供えを墓に置いて帰る。
それを狙って他の子供達があちこちの墓を巡り、貰ってくる。
空の紙袋、ビニール袋が役に立つという仕組み。



絵:年金酒場さん


「由緒ある田舎」ではこの風習が残っていて、今も続いている。



内緒話
大人達が帰っても子供はあちこちの墓巡り。
暫らくして、「はい、おとうさんの分」と、缶ンビールとタバコを差し出してきた。
私までもがご相伴に預る。

「酒も有ったんだけど蓋が開いていたから、持ってこなかったー。」

蓋を開ける意味も分かるなだがー

んんーん 複雑な気持ちである。



追記、
二、三年前、都内近郊の墓地で「墓あらし」と新聞の記事。
この話を知っていたら、犯人?扱いした記事にはならないと思う。

わが子には手を合わせてから貰えと教えた。
この人も必ず手を合わせてから貰ったと思う。
墓に入っている人も喜ぶ。

そのままにしたらカラスか猫が増える。ハエが増える。

できたら、缶ジュース、酒、ビール等は蓋を開けないでそのままで。

墓の物は持って帰るなと言う風習も止めてもらいたい。

無くなっていたら、むしろ喜ぶべきである。







天気予報

不思議 疑問

釣りをするので、
今度の日曜日は晴れるかどうか、気温は、風速はと一週間前から気になる。
天気予報はネットで毎日見る。

今日は長期予報の事



気象庁と気象協会がいまひとつ分からない。

どちらかだか分からないが、上図の様な長期予報図(3ヶ月予報)が出ていた。
9月か10月頃だったと思う。

[十二月は寒気が来るので寒いが、今年の冬は全体的に平年より暖かい。]
[しかも、エルニーニョ現象の影響で、、、、、。]

と、ご丁寧な解説まで付けてあった。

今月発表の長期予報を見たら。暖かいが20%、平年並みが40%
寒いが40%に成っている。

現在の日本列島で、どの地域が「平年並40%」に当てはまるのだろうか
不思議である。

明日の天気も外れるのに(失礼しました)週間天気はもっと、ましてや
長期予報と来る。

農家の人、雪国の人は信じているのだろうか。


政府も漸く雪対策を始めたようだが遅くないのか。
(政府は気象庁のせいにすればいい。)

灯油は間に合うのか。

こんな歌も詠みたくなる。



地震予知は?????????

「関東地方の地震」。3年以内に70%の確立の話はどうなったのか。
99%では何故いけないのか。
残りの30%も1%も外れることでは同じではないか。

あー学者の方、教えてーーーー。





2012年12月27日木曜日

雪の墓 2

日本田舎話 24

雪の墓 2

墓の前の、お供え用の棚。

近年、これがプラスチックに変わってきている。
ストローを大きくした様なスダレである。

毎回取り替えるのだが腐らず他のゴミと一緒に
墓の近くの捨て場に捨ててある。
不自然な光景が目に映る。

前は「萱と藁」で作っていたので捨て場に有っても
自然に腐り、他の木々の肥やしとなって居た。








上はスダレ棚を載せる下地。萱を折り曲げてある。
下は線香立て。
絵:年金酒場さん
下の線香立ては実に良く出来ている。
上下は斜めに鋭くカットしてあるのだが、
上部の線香が入る部分は、節で線香が止まるように
計算してある。

これも残しておきたい一つである。



絵:年金酒場さん



墓参りは子供達が大喜びである。
次回。





2012年12月26日水曜日

山鳩 キジバト

日本田舎話 23


山鳩 キジバト

将棋とは無関係の山鳩(やまばと)のことである。
(なぜか、将棋ではさんきゅうというらしい)

中学生の頃、政雄くんという友達がいた。
放課後と土日はほとんど彼と遊んでいた。
後に彼は猛勉強し始め獣医となったが。
その彼と山に行き、自然を満喫していた。

ヤマガラ捕め、アカショウビンの卵を観察と、忙しかった。
アカショウビンは神社の近くの30cmくらいの斜めに成った幹の
枯れた穴に巣を作っていた。
タマゴは鶏の卵型で大きさは10円玉くらい、色は見事な青色の斑点が有った。
と今日まで思っていた。

調べてみたら間違っていた。どうもツグミの卵だったようだ。
でもおかしい、アカショウビンがこの巣穴に出入りしていたのは確かである。
この話は又、後日。

絵:年金酒場さん

さて、樹上の山鳩の巣から卵を二個採り、伝書鳩に抱かせたことある。
間もなくするとすると無事に孵った。

伝書鳩は自分の子と思い、変わらぬ育て振り。
雛に成ってからは育ちが早い、少し前に孵った伝書鳩より早い羽ばたきの練習
まだ、産毛がいっぱい付いているのにである。

日課の鳩を飛ばす訓練をしようと、扉を一杯開けた。
親鳥達は一気に飛び立ち、大空へ。
暫らくして、扉を閉めに鳩小屋へ。どうも様子がおかしい。
黒茶の山鳩が二羽共いない。
振り返り、辺りを見渡すと柿木の枝に離れて二羽止まっている。

そのうち、義親鳩と帰って来るだろうと観察していた。
ところが一羽が羽ばたき、蔵の後ろの方へ飛んで行った。
羽は長い、あの軍艦鳥の様な長い羽。産毛がほとんどである。
その日は帰らず、翌朝には、もう一羽も居なくなっていた。

薄情な親子ではない。
これが自然の凄さなのか、素晴らしさなのか。

同じく生まれた伝書鳩の子は、それから二週間以上経っても
親から餌を貰っていた。


2012年12月25日火曜日

雪の墓 1

日本田舎話  22

雪の墓 1

墓作り
「早く、墓作りにッテこ。ほかんしょはみんな終わったッてぁ」
「作ってねーがんな、おらこだけだーな」
またまた、お袋の声。
(この、の字が私の育った田舎では主流だった。好きな字である)

「由緒ある田舎」では
春の彼岸、墓の上に墓を作る。


絵:年金酒場
この墓
雪が少ない年は、下にある墓を掘り出すのだが
多い年はその上に雪で墓を作る。

実際の墓の廻りには、子の墓か、子孫の墓か、
或いは農耕馬、牛、犬等の墓なのか小さな石造が
コの字状に15~16体並んでいる。
当日、中心の墓の前には「葦」で作った、お供え台を置く。
左右に同じく「葦で作った線香立て」、子の墓の前にも全て立て、
和紙の上にダンゴを載せる。

素晴らしい習慣である。
今でも続いているようだが、長く残してもらいたい。




追記
この冬は「あの38豪雪」昭和38年の記録を破る程の気候である。
「心配だ。」
公の機関は危機管理の準備を早めにしておいて貰いたい。

ラジヲ(ラジオ)では「クリスマス寒波」とか、変な名前を付けてしゃべっている。


2012年12月24日月曜日

究極のカレー ③ カレー 八つ頭カレー

不思議 発見

カレー 大根 ③

しろいも キヌカツギ 八つ頭 

実はこれも非常にうまい。

欠点は二日目は溶けてドロドロに成る。
なめこ汁の二日目の様に。

ジャガイモと同じで別の鍋で煮て、都度入れるといい。










でも、大根シーチン(さば缶詰)だけは
必ず入れてね。




大根カレー  おしまい。


2012年12月23日日曜日

究極のカレー ② カレー シーチキン サバ缶

不思議 発見

カレー 大根 ②

このカレー不思議である。
二杯目を食っても胃にもたれない。
若い頃の様に二杯目に手が出る。

 用意するもの
                    ①メインの大根

 
幅:1cm位


②セロリ
③白菜
④ニンジン
⑤タマネギ(コマ切れにしてこれで伸ばす)
⑥長ネギ(斜めに薄切り)(入れなくてもいい)
⑦なす
⑧じゃがいも(入れなくてもいい)
⑨シーチキンかサバの缶詰(水に)高価なもの
  (一度、一番安いシーチキンで作ったら   味が無く評判が悪かった)

            ⑩最後に、もちろんカレーのルー



コツ その1
①セロリとニンジンが嫌いな子供には擂る。
②じゃがいも一日目は入れないか、
  別の鍋で煮る。これは崩れてくると二日目に鍋が焦げる原因。
  味も崩れると粉っぽくなる。
③じゃがいもを入れる場合は、別の鍋で水から煮て沸騰したら
  火を止めて冷ます。冷ますことによって崩れないで絞まる。
   食べる時に都度入れる。
④なす、これはカレーの火を止めてから入れる。
  そうでないと溶けて無くなる。  
⑤キャベツはあまり効果がない。(最近のキャベツは甘くなる)
⑥水はいつもより少なめ(白菜の水分で量が多くなる)

コツ その2
シーチキンは最初に野菜と一緒に煮る。
缶詰の汁も一緒に入れる。
油の嫌いな人は、煮終わりルーを入れる前に上に浮いた油を掬えばいい。
最初から缶詰の汁を捨てると旨くない(油のシーチキンでも同じ)

コツ その3
できたら、サバ缶の水煮を砕いて入れると旨い
高い値段の缶詰がいい。



野菜のそれぞれの量、刻み方は適当に試してみてください。

昨年、飲み屋で話が続かなくなった時、ママさんにこの話した。
ママのお姉さんが八十歳をこえているらしい。
胃にもたれるので暫らくカレーは作っていないと言う。
翌週旨いと評判、常連の別の女性にタッパーに入れて持ってきてあげていた。
この女性客も次に有った時は旨かったと褒めてくれた。


だがこれだけでは無かった。
調子にのって試した。
次回の八つ頭



2012年12月22日土曜日

究極のカレー ① 大根 カレー

不思議 発見

カレー

大根カレー ①

下の娘が5年生の頃。
ランドセルを玄関に放り投げるなり。
「おとーさん 学校でみんなに笑われちゃったー!!」
下の子は大らかでクヨクヨしない子だ。
この事が楽しかったように得意げに話した。

宿題で「我が家のカレーの具」という作文が有ったらしい。

絵:年金酒場さん

カレーライスを作るのは私の役目である。

ある日の寒い土曜日。
冷蔵庫を開けたら肉が無い。
家には誰も居ない。
買いに行くにも面倒だ。

野菜は少しずつではあるが一通り有る。
冷蔵庫の脇にシーチキンが3個有った。
子供がサインドイッチ、おにぎりにマヨネーズをまぶしたシーチキンが
好きで、買い置きして有る。

フッと私の子供の頃を思い出した。
田舎で育った私は肉など年に数回しか食ったことが無い。
野菜の煮物でも、肉ジャガの時も肉の代わりにサバの缶詰だった。
もちろん、カレーもだ。

さて定番の野菜を一通り刻み鍋の中に、だが少し何かが足りない。
白菜、セロリ、ダイコン、長ネギが目に入った。
白菜を一枚一枚斜めに薄く切り鍋の中に入れた。
シーチキンも入れた。

まだ何かが足りない、とその時思った。
確か台湾に行った時、炒めたセロリが出てきたな。
青色がない、そうだと、セロリも葉っぱごと刻んだ。

すると、隣の長ネギが私も青いと言っている。
お前もか、と又これも刻んだ。

よし、これでOKと思いきや、「大根」が「俺も入れてくれ」と
言っているようだった。
ここまでくれば何でも入れちゃえである。

みんなが帰ってきた。どう反応するかな。
いつもは連れ合いが盛って出すのだが、今日はわざわざ私が盛った。
セロリと大根はさすがに抵抗があるだろうと想い、
子供達に除けて出す為である。

連れ合いには大根を一個セロリも少し入れて盛った。


内容を話すと、子供たちは最初「エーッ」の連発だったが。
二杯目は大根を入れてやった。
ところがダイコンはかなりの評価。

案の定、セロリと長ネギ以外は評判が良かった。
今日のカレーは、いつもより旨いと成った。

上の子は色気付いてきたのか肉を控えている。
連れ合いは旨い牛肉を買って来ても脂身は全て
流しの三角形の中へ捨てる。

あれから20年以上、我が家は肉ナシのカレーで大根が入る。

この話をある飲み屋で話した。
すると其処に〇〇ホテルを定年に成った調理長が居た。
「俺が若い頃、まかない飯でカレーを出し、サバ缶詰を細かく砕き
隠し味で入れたことがある」と言っていた。「評判がよく、何を入れた」かと
仲間にしつこく問われたそうだ。

確かに肉の出汁以上に旨い。
肉のカレーも一度作ったが我が家では味が無いとあれ以来
シーチキンで有る。

子供が学校でどう発表したのか思い浮かぶ。
作り方は次回に。

2012年12月21日金曜日

タナゴはずし器

タナゴ釣り  タナゴ竿 23


タナゴはずし器 02

前回のブログ
どんなふうにして使うのかと言うメールを頂いた。

簡単で手も汚れないし、手反しが早く成る。

一番はタナゴに負担が掛からない。
特にタナゴを手で持つと火傷をする、ここから、穴あき病などは進入する。
(今の時期、タナゴを持ち帰った人は水槽でこの病気に成っている固体が多いと思う)

釣れたタナゴを引っ張り取る、なんてのはとんでもないことだ。
昨今、唇が切れたタナゴが多い。


硬い弁当箱を買ってくる(線を張った時歪まない)
②ステンレス線を張る。
  デグズでは緩んでくる。
③下の写真の青い丸の部分に注意
  少し弁当箱の方を削りピッタリになる様にするのがコツ。
  そのままだと蓋が閉まりにくい(蓋の方を削ってもいいかも)

簡単です。 


使い方。
弁当箱に半分ほど水をはり。(多くてもだめ、都度調整する)
タナゴの付いた針を、ステンレス線に引っ掛け
黒から赤糸のように倒す。
タナゴが暴れ、簡単に外れます。

コツはタナゴが暴れやすくなるよう水量を調整


私は、この弁当箱にグルテンとこれを練るタッパー(百均)入れていた。
さらに、撮影用ケース(これはチョット大きい、背面は白)の中入れ持ち歩いた。


2012年12月20日木曜日

眠りの境目 1

不思議 発見

眠りの境目 1

「お前、眠りの境目を見たことがあるかい!!」

20年前頃、飲み友達にこんなことを言われた。
難しい仕事より、大変だった。

由緒有る、血統書付の田舎者」の私としては何としても見たかった。
朝、目が覚めると「あー今日も見れなかった」
あー、又寝不足かー
こんな状態が半年も続いた。

寝不足もピークに達した頃、大酒を飲み、今日こそは見るぞー。

ところが、連れ合い、寝たと思ったら突いて起こす。
寝たと思ったら又突く。
「大事な用事」でも有るのかなーと思いきや、違っていた。
イビキが煩くて眠れないと言う。
なーんだ、そんなことか。

今度は、迷惑かけないよう、かかないように注意していたら、
自分のイビキが分かった。
「ンガー」と一回目のイビキが分かるように成った。
寝たと思ったら、自分のイビキで起きる。
これが一回目のイビキなのか二回、三回目のイビキなのか
今だ解決していないが、これが境目と分かった。
きっと違いないと、今でも勝手に思っている、「血統書付」である。

不思議ーー発見」である。

朝起きて自慢しようと思いつつ、目が覚めた。

隣を見たら、連れ合いは居なかった。二階で寝ていた。


絵:年金酒場さん



最近、思い出して挑戦してみたが、見れなく成っていた。
体重も減り、痩せたせいでイビキをかかなく成ったからなのか。

でも、イビキ以外で見てやる。

又、寝不足の日が続いている。

2012年12月19日水曜日

無洗米 1

不思議 発見

無洗米 1

時代は変わった。たまに〇〇ジンの弁当を買う。
結構、おいしい。米がおいしい。

私は原則的に朝飯は食わない。食っていると時間がもったいない。
トイレに行ったりするので面倒だ。

ある朝(5時頃)どうしても腹が減ったので仕事場近くの〇〇ジンに行った。
一種類ではあるが弁当は有った。従業員は女性が二人、24時間営業である。

それよりもビックリしたのが大きな茶色紙の米袋が台所入り口に置いてある。
大きく、「無洗米」と書いてある。
「へぇー無洗米使っているんですかー!!」
訪ねた。
「そうです、これの方が水を使わないので、エコなんですよ」

絵:年金酒場さん

娘が学生の頃、友達のアパートに遊びに行った、そこが無洗米だったそうだ。
「おいしかったよー、知らなかったー」

米は、よく磨げば旨いと教わっていた。

〇〇ジンの弁当のごはんも結構いける。時代は変わったんだな。




2012年12月18日火曜日

犬とヘビ 22

日本田舎話

犬とヘビ

犬の知恵と俺達の知恵。

私は血統書付きの悪ガキだった。

「山へ行ってんで来い!、ゴゴゴロしてーで!」 お袋の声。
 山奥で育っているのに、この言葉。

隣の犬を借り、途中、友達の高士君を誘ってテクテク歩く。
目的は何も無い。
細い山道を歩き、まだ熟していない食べられないと
分かっている山葡萄の実を採り、一粒、口の中へ。
「スッペ」
直ぐに「ぺッ」っと吐き出す。青臭さと渋さが残る。
これを繰り返す。
3、4粒程のところで捨てる。
今度は舌が痺れてくる。数時間は痺れている。

人の通らない山道を外れ、木々の中へ。
地形は分かっている。
小さい頃から先輩に連れられて来ているから、迷子なんてことはない。
枯れ枝を持ちながら、草木をタタキ、当ても無く歩く。
倒れている木が有ればそれに乗り、端から端まで歩く。
低く斜めに成っている木が有れば必ず上る。

、、と、連れて来た犬がヘビを見つけ「ワンワン」始まった。

この悪がき(俺達)、ヘビを見れば必ず殺す。持っている棒で伸びるまで叩く。
シッポ掴んで地面に叩きつける。
どうだ俺の勇気を見たか」と言わんばかりだ。
これも遊びの一つ。
マムシには会ったことが無いが「ヤマカガシ」にはちょちょく会う。
コブラほどではないが、怒ると頭から腹に掛け平らになる。
色は綺麗だ。最近、こいつにも毒が有ると知った。
当時知っていたら逃げていただろう。

絵:年金酒場さん


 この時は違っていた、犬だ。
この犬、吠えたと思ったらいきなりヘビの胴体に喰らいつき
うなりながら、首を思いっきり左右に振る。早い。
ヘビの頭とシッポは地面に叩きつけられる。
つかの間、ヘビはぐったり。口から離した犬、ヘビが少し動くと又喰らいつく。
完全に伸びるまで繰り返す。もう伸び伸び。
もう諦めたと思い、藪の中へ放ると又拾ってきて目の前で始める。

やっと離して、先っきの俺達の話みたいに
「犬の勇気、見たかー!」と言わんばかりに
舌を出しハーハー言いながら、首を高く上げ誇らしげに こっちを見る。

この頃の俺達の知恵は犬と同じだったのだ。

果たして都会の犬はこんな事をするのだろうか。

後に、犬は「マムシ」に咬まれても、顔が腫れるだけで死なないと聞いた。


2012年12月17日月曜日

ウンチの切れ目 1

不思議 発見

ウンチの切れ目 1

便秘と言う字は不思議な字である。
神秘なのか、秘密なのかで有る。

コーヒーは毎日5杯は飲む。
すると小便をしに、かなりの回数トイレに通う。
コーヒーは水分を出す作用が有るのかなー
午前中だけ飲む。午後は飲まない、すると午後トイレも行かない。

このせいか、夜は小便に起きなくなった。
それにウンチが硬くなった。
ウンチの出方が遅い、そこでこんなことを考えるようになった。

このウンチの切れ目、「今日はここまで」と誰が決めるのかなー。
自分のことなのに自分で決められない。
きっと神様に違いないと思ったりもする。

もう一センチが出ればスッキリするのに出てこない。
スッキリウンチの時は「もうこれで出ませんよー」と残りションベンが、
チョロチョロと出て「これで最後ですよー」と合図してくれるのに。

残ったウンチは何故出てこなかったか、何か理由が有るのだろうか、
どんな訳があるのか考える始めると夜も昼も頭の片隅に残る。
ウンチを楽に出す方法」をやってもどうしても残ってしまう。

打ち合わせをしていても何故か、頭をよぎる。
「この人は、ちゃんとウンチをしてきたのか、残りウンチは無かったのか」
真っ赤な顔押して真剣に話して居る相手の口が、
便器の蓋の開け閉めにみえる。
この人のおしゃべり口調の様にウンチが出れば、後がスッキリするのになー。

 逆の時も有る。牛乳をコップ三杯飲むと今度は出すぎる。
明日の分まで出てしまう。

最近はこれを利用して、明日から旅行とか、出張の時は夕方から牛乳を飲む。
寝るまでには5回程トイレに行くが、明日が楽であるからである。
車の中で心配することがない。

動物はいい、何時でも、どこでも出来るから羨ましい。
溜め糞をする場所(便所)に間に合わなくても、したければ出来る。

ムジナの溜め糞
牛がウンチをする場面に出くわしたことが有る。
それは見事で、見ていて気持ちがいい。
「パサッ、パサッ、サパッ、サパッ」と軽快な音たてて下に落ちる。
牛さーん。あんたは便秘をしたことがないのか。
コツを教えてーー。

ウンチの切れ目は神秘である。

犬は何故、シュンベンを細(コマ)切れにして出せるのか、これも不思議だ。



2012年12月16日日曜日

屁っこき虫 21

日本田舎話 21

へっこき虫の道案内

屁をする虫がいる。不思議である。
暑い、暑ーい夏

乾いた砂利道、中央が少し盛り上がり左右が耕運機でへこんだ農道。
暑さで中央に寄せられた砂利の間の草も枯れかけている。
陽炎が道の先に時折見える。真昼の蝉も熱さのせいか鳴くのを止めている。

そんな中、ランニングシャツも汗でびっしょり、日焼けした真っ黒な腕、手にはタモ網。
子供の頃は元気である。
こんな道に悪がきども、たまに通るオニヤンマを捕まえる為に
わざわざ来たのである。
オニヤンマは捕まえそこねても、我慢して待っていれば必ず又通る。
ゆっくり歩きながら農道(山道)を登る。
するとこの「へっこき虫」が必ずいる。


もうちょっと茶色だった。湿った道、日陰の道にはいない。
絵:年金酒場さん

「お前たち、何しに来たんだ。俺の縄張りに来るんじゃやない!。」
と言っているようだ。
一メートル程近づくと、五メートル程先にちょんと降りる。
又近づくと同じ事をする。こいつは決して諦めようとしない。

その気ならっと、タモ網で捕まえる。
そして、足で軽く踏むか、棒の先で軽く叩くと「プッ」と屁をする。
黄色っぽい白煙の粉を出す。鉄の粉を燃やしたときのような臭い、酷くは無い。
叩くたびに屁をする、本当におもしろい。
5回くらいはするだろうか、段々量が少なくなり
最後に出なくなる。
「どうだ参ったかー」で離してやる。

近年は余り見なくなった。農道も舗装されたせいなのだろう。

新潟にイワナ釣りに行った時、こいつが居た。
コンクリートの山道、時折砂利道。(何故かアスファルトにはいない)
両脇は草で生い茂り、車もやっと通れる道。
上流に行こうと歩いていたら足元からパッと飛び発ち、サッと降りた。

降りて、こっちに向き直した。
今度は、こいつのしゃべっている言葉が違っていた。
「お前たち、こんな山の中、何処へ行くんだ、。俺が案内してあげるよ」
聞こえた。
だから「みちしるべ」とも言っていた。

子供の頃が垣間見えた。

脅かさないようにゆっくり歩きながら。
「よろしく頼む、釣れる所まで」と心の中で頼んでいた、、。

きっと昔の人も、こいつと話をしながら歩いたに違いない。


2012年12月15日土曜日

タナゴの絵 ペンタブレット

タナゴ釣り  タナゴ竿 22

 タナゴの絵 3


届いたーー!!!

待望のペンタブレットが来たーーーー!!!! 
タバコを一ヶ月止めてやっと買った。辛かったー!!
(もっと、こずかい くれー)

ペンの磁石で反応、ペンの頭(黄色の部分)が消しゴムになる

















撮った写真の上をナゾルだけ。
便利である。

やってみると、マウスがペンに変わっただけであるが、
 さて,、どちらがいいのか。
 一番安い機種で良かったのでは????。

練習 1


















試しに書いてみた、ここまで線を引くまでに5日かかった。
書き始めると早い。
3日坊主に成らなければいいが。
タナゴーー待っていてくれーー!!!!。


練習 2

              





















2012年12月14日金曜日

タナゴ釣り 撮影

タナゴ釣り  タナゴ竿 21

 タナゴ撮影  03


タナゴ撮影用に作ってみたがダメだった。

透明アクリルケースを作り、カシュウの黒を塗ってみる。

現場で撮影開始。 下、二枚の写真の様にタナゴと水がくっ付き旨くいかない。

ヒレが開かないし、黒くなる。






失敗だった。

反省。

やはりこっちの撮影ケースがいいかな。













2012年12月13日木曜日

2B弾

日本田舎話⑳

2B弾


うる(うろ)覚えなので、色などは違うと思う、
真ん中に「2B}と描かれていたのは確かだ。



黒だったか、焦げ茶色だっかの方をこすると火が付き、煙が出始め
10秒ほどすると「バーン」と成る。

これと、かんしゃく玉 では良く遊んだものだ。

この「2B弾」、水の中に入れても爆発した。
長さは10cmくらい


お祭り、七つ参り、では、これとブリキで出来たバッタ
刀、飛行機(木の骨組みのキッド)、パッチ(メンコ)が売っていた。


投票用紙

不思議 疑問

もう直ぐ選挙

改めて、投票用紙を見てみた。

裏面の期日前投票、署名が必要、理由が必要。
不思議だ。

選挙日当日なら必要ない。
選挙場所も同じ所が有る。

期日前に、この欄を書かないとどうなるのかな。
投票用紙くれないのかな。選挙させてくれないのかな。
説明書は無い。

疑問に思っただけ。




さあ、みんなで選挙に行こう














2012年12月12日水曜日

かまくら 鳥追い

不思議 疑問

日本田舎話⑲

鳥追い かまくら

おら うらのー わせだの稲を 何どりゃ マ食らった 
雀どりゃ 喰った 粟どり 米どり 
さどがしま やーやー ホーイホイ

まくらう」とは歌舞伎語に有るようだ。どうも喰らうの強調後みたいだ。
「がっついて食う」の意味かな?。
「おおま喰らい」の意とはちょっと違うのかな。


拍子木を打ちながら、4,5人でお菓子を持ち、他の「かまくら」を廻った。

子供の冬の行事として、鳥追い祭りが有った。

かまくらを作りこの中で、主に子供たちが飲み食いをするのである。

横穴式縦穴式が有った?。

横穴式は皆さんがよく知る「かまくら」である。
5~7人入れる少し大きめの物を作った。
よく見かける「かまくら」との違いは、風が入らないように、
入り口を藁で作ったコモ、(ムシロ)をのれん代わりに下げていた。

コモにより密封性があり過ぎると、炭火による二酸化中毒に成るので、
これを防止する意味で、腰くらいの位置の壁に穴を開け、
天井にはバレーボールくらいの穴を開けた。大きすぎると寒くなる。
時折、壁の方の穴を雪で塞ぎ、調節をしていた。

又、壁に適当な棚を作りロウソクを置いたり、神棚を作りお供えをした。
我が家では、父がバス会社から持ってきたバッテリーで天井に小さい電球が点いた。

この「かまくら」を作るには、ちょっとした工夫が必要だ。
内側はなるべく凹凸がないようにする、特に天井付近は丁寧に。
これをしないと、中が温まり天井付近の雪が融け、滴と成って落ちてくるからだ。

竪穴式は上から穴を掘るのである。
深さが足りなかったら、エスキモーの様に雪のブロックを作り積み上げた。
最後に、天井には梯子を梁にして、これに板、木等を渡す。
最後にコモを掛ける。
少し雪が降ると丁度いい。


竪穴式A





入り口には、コモを下げる(風除け)


幾つか廻ると自分のかまくらに戻り今度はみんなが来るのを待った。
そして、火鉢に煎餅焼き器を載せ熱くしておいた。
来ると餅を小さく切ったものを油を塗った焼き器に挟み焼きあがるまで
いろんな話をしたもんだ。


注意、001)ムシロ:コモとも言っていた。
       ①竹冠の筵と草冠の莚がある。藁で作ったものは
         草冠ではなかろうか?


2012年12月11日火曜日

本物の塩引き鮭

不思議 発見

塩引き鮭 荒巻 新巻

簡単、作り方③

拝啓、吉川 哲鮏
 ごめんなさい。   

昨日、朝4時過ぎのラジオを聴いていた、村上市三面川の鮭の話題だった。
朝一番の電車に乗るのだが、遅刻を覚悟で聞き入った。

私は前二回とんでもないブロクを書いていたことが分かった。
鮭の事をちょっとは勉強したつもりがとんでも無かった。

ラジオの中の人
[吉川哲鮭]と書いてもネットで出てきますが、本当はこのの字がという
本名:吉川寛治さん


新巻は戦後、荒巻は戦前、「塩引き鮭酒びたし」とは違う。
塩引き鮭は三面川で出来たもの。

荒巻、新巻は他所で出来たもの。

三面川の鮭は発酵食品:タンパク質をアミノ酸に変える。
村上の風が違う。(風味とは風がつくる)
酒びたしは食べるまでほぼ1年近くかかること。

腹の開き方が違う、中間に二センチほど皮をのこす。
この捌き方は手間がかかる。
吊るし方も尻尾から。どちらも切腹、首吊りを嫌ったらしい。
皮を残すのは仕上がりが真っすぐで見栄えがする。
味には関係ない。
(割り箸?を渡して有ったのは同じ。ホットした)

塩引きの「引き」は結婚式の「引き出物」、化粧をするときの「紅を引く」、「眉を引く」
と同じで、際立たせる、いいところを引き出すと言う意味。

この地域のお茶も有名であるが、鮭と相い反する。
お茶が良い年は、鮭がだめ。、鮭が良い年はお茶がだめ。
今年は鮭の捕れる日が二十数日遅れたこと。

「学者」、では無く、濁点の無い「覚者(かくしゃ)」
知らなかったことを知ること、目覚めること。覚り(→悟りとはちょっと違うかな)

家には神様が宿る:かむす→かもす
「おかみ」と「おっかない、御かない」神様、、母。
母:女房:①ほほえみ②相手のことを考え③褒めたたえ④ありがとう
        特に「内の宿六は、、、。」とかは他人にも決して言わない、
        ③の褒め讃えることだそうだ。

鮭は「一夫一婦制」。オスはメスより20%多い(余ったオスは、はかない命)

村上藩との関わり、等々いろいろあった。

昨日のラジオは大変勉強に成った。


絵:年金酒場さん

さて
前回、鮭のお歳暮でのこと、当時、この店の事は知っていた。
あまりにも値段が高かたので、私は今日までテッキリ料亭だとばかり思っていた。
店の構え、名前からでもある。それは「味匠 喜っ川」と有ったからだ。
この頃の私の贈呈用のお歳暮は一万円以下と決めていたので。
余りの高価な鮭に手が出なかった。料亭が鮭を作っているなら上手いし、
高いのは当たり前、我々庶民には手が届かないとしか考えていなかった。

改めて調べてみた。
店の前の写真が出てきた。「味匠 」と有る。
あの時調べた店の構えである、料亭に見えたのは当然である。
現社長の顔写真が出ていた。ラジオでの声は低く、とてもいい声。
ちょっと太っているかなと思った。だが写真は痩せていて親しみの有る面立ち。

いろいろホームページ内をクリックした後、最後に値段のページを見た。
「うわー」やはり高い、一切れで千円以上。私の希望の値段とはかけ離れている。

最後にラジオを聴いて反省。
切腹しない鮭の処理は大変。日本海からのマイナスイオンを多く含む風、
この風の向きを考え干す日が決まる、等々。

高いのは当たり前。吉川社長、反省しています、お許し下さい。
とってもいい話、有難う御座いました。

話を聞き、私も是非一切れ千円の鮭を食べてみたいと思いました。

「鮭が大好きだった、死んだ親父に食べさせたかった。」
一瞬、頭を過ぎりました。


2012年12月10日月曜日

未来の死

不思議 疑問

未来 ロボット 

未来はどうなる、の時代はどうなる。

活断層 調査するより 怖いのは
 空(から)のロケット 一二発

子供の頃よく母親に怒られた。「夢みたいなことばっかり言ってるんじゃない!!」。

先日、テレビを見ていた。
離れた所から、ロボットハンドで操作。 触った感覚がわかると言う。
遠隔操作で手術、子供の頃マンガでしかなかった事が現実に。
会議をしている人、テレビ電話で握手。
遠距離恋愛、単身赴任の人はテレビ電話が人形に繋がっていて「チュ」。
料理番組で匂いの出るテレビもそう遠くはなさそうだ。

戦争の武器も遠隔操作。
テレビゲームの様に操作し、戦争が始まる。
今の軍隊の様な訓練は無くなり、痛み、死というものの感覚が薄れ
子供達が育ったテレビゲームと同じ、「死んじゃったー」で「リセット」、
「今度はどの国にしようかなー」。怖い。

大手テレビ局の高校生のロボット大会。これも凄い。
手作り用のロボットキッドが販売され部品が簡単に手に入る。
若い人の発想はすごい。

I PS細胞(*1)の研究で、人は死ななくなり、あなたは何歳ですか?
今年500歳になりました。還暦、喜寿等のお祝いの日が100歳単位に成る。
誰か、今から呼び名を考えなくては「超寿、兆寿、曼寿、超還暦、兆喜寿????」
「兆婚式、京婚式、極婚式、不可思議婚式、、、、、」
あなた1000まで、わたしゃ999(キュキュキュ)まで♪ ♪

アメリカの裁判所が下す、懲役150年、250年の刑が現実化してくる。
この国の裁判官は凄い、ちゃんと未来を予測している。

だが、ジョージルーカスも最年長のヨーダの死を899歳だったか900歳代にしている。
死が無いと、宗教が発達?しないからだろうか。*2)

自殺も出来ない、死んでも生き返る。
つくば大学では朱鷺(ニッポニアニッポン)を復活させる研究をしている。
どこかで、マリリンモンローも冷凍保存されている?。夢がある。

二年前、東大卒者と話したことがある。
「君はこれから就職し、何をするのかね。」
「ロボットを作りたいです」「ガンダムのような、、、。」
「ロボットで建物を作りたいんです。」と
 大手建築会社の発想だったか、地球から宇宙に向かってロープを張り
これを伝い、エレベーターのように往復するという発想。

地震予知の勉強よりこちらの方が現実味を帯びているかもしれない。
人口が減っても大丈夫。ロボットが大学の同級生になる。
同級会で彼らは何を飲むのかな。蓄電池H2Oで溶いた粉を発酵させた酒で、
「かんぱーい」とやるのだろうか。
胃袋で、蓄電池を再生!!!、、、、、。飲み過ぎに注意。
ボルト(ボルテージ)が上がりショートするから。

原子力発電で、もめている場合じゃない、もっと未来を見て欲しい。
活断層のことばかり、この発電所に「(から)のロケット」を落とされたらどうする、
こっちの方がもっと確実性が有る。





注意)*1
I PS細胞。
この研究費も少な過ぎる、もっと国が兆円規模で出資
共同で特許を執れば将来の日本の国家予算は税金0に近くなる。
裕福な国には「定価」で売り、困っている人には「ただ」で、、、これでも余る。

山中教授と、この研究グループは偉い、アメリカにも行かず、
最初の発見は特許をとっていないと聞く。
又、自らマラソン大会に出て、研究費の寄付をアピール。

注意)*2
未来、人間の死は何歳に設定されるのであろうか。
教授もおっしゃっていた、倫理面をもっと研究して欲しいと、、、。

山中先生の研究はまだ「その一」を発表しただけ、本当は「その五」も「その十」も
もう研究済なのかも知れない。
そうで有れば小出しにして欲しい。国はやっと気が付いたのだから。
発表当時は年2億くらいだったと記憶している。今やっと20億だったかな。


長生きは したくもあり したくもなし   、、、か。




2012年12月9日日曜日

餅焼き器 いろり

不思議 疑問

日本田舎話⑱

餅焼き器  いろり





この上に網を載せ餅を焼いていた。下には熾き炭を潜らせる。
熾き炭は、薪が燃え尽きる前の炭のこと。

(燃え尽きる前に、灰に埋もれさせると火が消える、この炭のことを「消し炭」
と言っていた。これは次の薪の着火の時、火が点き易く重宝する
下の写真の右上に有る壷はこの消し炭を集めて入れておく物)

煎餅焼き器を載せたりした。



老いてなお けし炭のよに 火がつくや
  
燃え尽きて 灰になっても 役に立ち
(燃え過ぎる火を一旦冷ます役目)

燃え尽きる 前の休みか 炭壷で




追伸、
今朝(12月9日)5時過ぎカラスが一声 「カー」。
まだ、真っ暗だ、星が出ている。
寒いーー。
今年一番か、頬に空気が突き刺さる。

今年は大雪と予想していた。
しかも「大雪」の字にもう一つ、大を付けていい、「大大雪
昭和38年の雪より多いと思う。私の人生の中で最大と成るであろうか。

私の育った田舎の近くの、ライブカメラが役に立つ。
確か、初雪が11月20日頃。11月29日だったか30日頃もう一度降った。
私の経験では、11月中、12月初旬に根雪に成る時は大雪である。(私の説)
近年では根雪に成るのは年を越えてからが多いから。

何時も寒気予報を見ている。釣りに行くとき便利である。
知り合いの農家の人にも紹介した、今年は雹、霜で重宝したという。
㈱吉田産業海洋気象事業部というサイト中、左下の寒気予報
毎年、夏に成るとこのサイトは休みに成るのだが、
私の希望で今年から夏も出してくれるように成った。
夏の天気のカミナリ、突風、嵐はこれと、気温とでだんだん分かる様に成った。
この㈱吉田産業、秋田県の会社で親会社が確か天気とはあまり
関係なかった様に思う。
大変役に立つサイトだ。

このサイトを見ていると大雪もある程度予想できるから不思議だ。

気象庁発表は私はあまり信用していないから。

自分の身は自分で守ろう。




2012年12月8日土曜日

タナゴ釣り 絵 ②

タナゴ釣り  タナゴ竿 

 タナゴの絵 2


パソコンで、ここまで描けるとはー!!!!
ソフトは水彩7とsaiとのこと。
やはりお金をかけないとだめかー!!!


パソコン教室、生徒さんの絵


















日曜日(24.12.2) 穂刈さんの釣果

















ちょっと待ってろー!!!!
何時か、お前達を描いてやるからなーー!!!


2012年12月7日金曜日

タナゴ釣り 絵 ①

タナゴ釣り  タナゴ竿 

 タナゴの絵 1

先日、91歳の女性が毎日絵を書きブログにUPしていると、テレビで見た。
調べてみた、「うまい」ジャンルは特にないようだ、何でも描いてある。
80歳からパソコンを始めたという。毎日二時間かけて絵を描き、パソコンでUP、

負けていられない!!!
でも、絵の才能が無いことは分かっている。
この女性の様に絵の具とか、色鉛筆とか筆とかを使うのは当然私には無理である。

だが以前、釣ったタナゴの絵を描きたいと頑張った事がある。
パソコンの、フリー(無料)ソフトで何枚か書いた。

「ヘタ」で諦めていた。

だが先日、パソコンでお絵かきコースが有ると教わった。
私も教室を見学したら道具が欲しくなった。


2012年12月6日木曜日

新巻き鮭の作り方②

不思議 発見

新巻き鮭(シャケ)  荒巻鮭

究極の作り方②

前回の作り方にヒントを得た。

ある日、連れ合いがスーパーからビニールに入った鮭を買って来た。
1000円しなかったと自慢げに買って来た。
開けてみると中はもうヌルヌルで融けたように成っている、
まるで鼻汁をかけたようだ。
どうみても食えない、もう直ぐ腐る寸前のようだ。
勇気を出さなければ、切り身にして食えないと思うくらいだ。

ところがビックリ!!!!!!
この下に必ず新聞紙を敷く





























私はあれから「新巻き鮭の作り方」を少し勉強をしていた。
ある本によると、本来は鮭の内臓を取り、荒塩をいっぱい振って山積みに重ね、
上に「コモ」を掛け、一週間くらい放っておく。すると、水分が抜けて出るとある。
それから小川に持って行き、泳がせる。そう、塩抜きをするのだという。
(写真では何故か頭を上流に向け、最後の泳ぎをしている様に写っていた)
しばらく泳がせたら取り上げ、水気を拭き取る。
再度皮には軽く、腹の中にはたっぷり塩をぬる。
後は頭に紐を掛け、吊るす。
又ある地域では縄でぐるぐる巻きにしてから吊るす。とある。

これを思い出し、だめでもともと、作り始めた。
①、まず、流し台の上で、この鮭を水を流しながら、タワシで内外共洗う。
②、水気をとり、腹の中は多く、皮は軽く擦る程度に荒塩を塗る。
③、尻尾をビニール紐で縛る。
③、これを吊るす。
④、腹に、割り箸を折り、渡す。腹が乾きやすいようにする。
     一本は長め、二本は短め。


成功した!!!。美味かった!!!!!。
この融けた様な鮭の方が、かえって水気が抜けていて良かったのだ。
一本八千円の鮭に生まれ変わった。

二、三年、お歳暮用に新潟の佐藤水産から6本位飼っ買ったことがある。
中の一本を試食したことが有るが、あの味に似ていた。
あれより上手かったかも。(失礼しました)


作り方注意、
①2月頃の鮭が一番安い。(千円以下に成る時が有る)
②タワシは新しい物を使う。
③外に干さない。
   本来は直接陽の当たる外がいい(東京では何故かハエがよる)
④陽の当たる窓際に吊るす。
⑤新聞紙を下に敷く(水分が垂れる)
⑥長い期間干さない、長くても10日くらい。
  皮が硬くなり、包丁で切れなくなる。
⑦この後、切り身にしてラップで包み、冷凍する。


10日間も干すと身が飴色に成る。
荒縄でぐるぐるに巻くから「荒巻き鮭」というのかな?


2012年12月5日水曜日

塩引きシャケの作り方①

不思議 発見

塩引き鮭(シャケ)  荒巻鮭

簡単、作り方①

ある正月、北海道のニセコの斉木君という友達から4キロ位の生鮭が届いた。
捕れたてだと思う、まだ目もシッカリしていた。大きかった。
丁度日曜日、鮭を半分だけ捌き、大きな切り身にした。
夜、早速焼きパクパク、ところが「美味くない」。油はのっているのだが。
塩気がないので醤油をかけたが「うまくない」。
食い終わり、残りの切り身にしたものに塩を振り冷蔵庫へ入れた。

父は鮭が好きで、新聞紙を床に敷き、まな板を載せ何時も捌いていた。
私も当然男の仕事と思い、連れ合いに捌けとは言わなかった。

もう半身をどうしたものかと尻尾を持ち上げラップに包み冷蔵庫に
入れようとした。その時、箱の中に入っている「能書き」が見えた。
何処で捕れたか、重さは捕れた時の重さとか書いてあった。

読み進めたら「余ったときの処理の仕方」が書いてあった。
荒塩で身の方に多く塗り、皮の方は少なめにし、吊るしておく。
一週間くらい乾しておけば美味くなると書いてあった。

早速、近所のスーパーに荒塩を買いに行き「能書き」通りにした。
(始めてスーパーに塩を買いに行った。辛く無かった。
これも男の仕事なのかと思ったのか、自分のタバコを買いに行く心境だった。
塩というのは安いものなんだなーとも思った。)

翌朝、見たら廊下の吊るした鮭の下に汁がいっぱい落ちていた。
失敗した。汁が落ちるとは書いてなかったのだ。

急いで、陽の当たる外に吊るした。
心配で出社する時これを見た。今度は大丈夫、外だ。
と思った瞬間、又問題が発生。今度はハエが1,2匹飛んでいる。真冬だというのに。
直ぐに取り込み、又廊下の陽が当たりそうなところに吊るした。
もちろん、下にはしっかりと新聞紙を広げた。

汁は4日間位落ちた。


一週間後、切り身にして食った。 うまかった!!!!。

あまり吊るしておくと、皮が硬くなり包丁で切れなくなるので
適当な時間に切り身し、ラップ包み冷凍したほうがいい。

究極の荒巻鮭(新巻き鮭)の作り方②は次回。


2012年12月2日日曜日

煎餅焼き 餅

不思議 疑問

日本田舎話⑰

せんべい焼き  餅



 実際はかなり錆びていた。

この様な道具で煎餅を作っていた。
いろり、火鉢の上で焼いたり、。
蓋を開け、中に油を塗って、餅を4cm角位にして切り
中に入れて焼きながら徐々に挟む。
最後に手元の輪っかでしっかり止める。
度々ひっくり返しては焼く。

各家庭には必ず2~3個は有った

自分で作って食う、こういう文化は無くしたくない。
今はポップコーンかな。


 昔の人はなんで、こんなに発想が豊かなのか

ああ!!懐かしい、なつかしい