2013年1月31日木曜日

地獄鍋 ドジョウ

不思議 発見

地獄鍋の作り方?


ある飲み屋で地獄鍋を作ることになった。

キッカケは近所の小学校で金魚スクイとドジョウの掴み取りが有ったから
少し貰ってきたそうだ。

実験①
水、豆腐、ドジョウ二匹を同時に入れ焚く。
豆腐半分

実験②
水が温まってからドジョウと豆腐を入れる。
豆腐半分

実験③
水とドジョウを入れ 温まったら豆腐を入れる。
豆腐一丁

実験④
豆腐に穴を開け、
水が温まったら豆腐とドジョウを入れる。
豆腐一丁

実験⑤
実験④に同じが
豆腐を木綿豆腐に替えた。

全て失敗した。
豆腐とドジョウはかなりの数使った。

反省、
養殖のドウジョウだからダメだったのか。


後日、御徒町の百貨店から買って来た大き目の元気のいいドジョウで試したが、
やはりダメだった。

誰か教えてー!!!!!!
一度は目の前でこのシーンを見ながら食べてみたい。(残酷)





2013年1月30日水曜日

雑魚釣り⑧ 浮き

雑魚釣り

萱の浮き




ウキはカヤを適当に切り10cm~
絵のように先に切れ目をいれ糸を中心に通し
ぐるぐる巻きにし、最後にカヤの中心にもう一度通す。
市販の棒ウキを忘れたときなどは、これで十分だった。


2013年1月29日火曜日

かねっこり つらら

日本田舎話 38

かねっこり

つららの事をかねっこりと言っていた。
かちんかちんに凍ったつららは金属音、或いは硬いから
カネ(金)ッコリと読んだのか?。

どのツララも、
不思議と違う味がするものです。

その家の味とか、その場の自然の味が。

かやぶき屋根は萱で茶色くなり、その味。
トタン屋根はコールタールで塗ってあったが、その味がする。






瓦屋根は瓦の味が。

小さな沢からタレ落ちる滴が笹の葉に掛かり、小さなツララを作る。
このツララも又何か味がする、この場の味がする。

ブナの木の先に出来た小さなツララ、これもブナの味を。

たかがツララと思うだろうが、いろいろな色、形、味で
何かを教えてくれているようだ。





2013年1月28日月曜日

雑魚釣り⑦ カンバヤ釣り

雑魚釣り

アカッパヨ釣り

雪が降ってきたら。
こんな釣り方をした。


絵:年金酒場


タコ糸にハリス、途中に石を巻き付け錘代わりにする。
餌は小さいドジョウ。
川の柳の木に括り付けて帰ってくる。

夕方仕掛け、翌朝揚げに行くとデカイ、アカッパヨが釣れたものだ。
冬でなくてもいいと思うのだが、何故か雪が降った日が多かった。



















2013年1月27日日曜日

雑魚釣り⑥ タナゴ→モツゴ

雑魚釣り

タナゴ

モツゴのことだろうと思う。
田舎ではタナゴと呼んでいた。

大きいものは10cm、あごひげが痛そうな面がまえ?だった。
記憶違いかな。



絵:年金酒場
いつもの「悪たれ三人組+1」




下流から二番目の人工滝の下。

アカッパヨと共に良く釣れた。








追記、
今、退院してきました。
帰り際、同室に知っている人が入院していたことが分かりました。

よく冗談をいう患者が入ってきと思ったみたいです。
だって、看護婦が点滴、輸血とかあるごとに名前を聞くのです。

「お名前は?」
だから私は
「はい、郷ひろみ です」と答えたのです。

これを聞いていた同室の人、声からして私と分かっていたようですが。

無事退院出来たのも家族と皆様のおかげと感謝、感謝。
本当にありがとうさま。


他に面白いことがいっぱいありました。
「皆で病院へ行こう」シリーズ
「ちょっと、龍宮城へ」をそのうち。



2013年1月26日土曜日

雑魚釣り⑤ あっぱぎゃく

雑魚釣り

アッパギャク

おやじが作ってくれたたねんぼに住んでいた。

ここに住んでいたのがアッパギャク











触ると、とても臭い。

土蛙ともいう様だ。














2013年1月25日金曜日

雑魚釣り④ たねんぼ

雑魚釣り

池 たね タネンボ

池の事をタネとかタネンボと言っていた。

ごろごろしてねーで よー釣りでも ゐって来い
(ごろごろ寝てないで 魚釣りでも 行って来い)
また、おふくろの声。

でも雨が降りそうだなーと思うときは、親父が作ってくれた庭の池で魚釣り。
ここには何でもいた。
 
絵:年金酒場さん



このタネンボはおやじが作ってくれた。
長さ5m。
底と石の間にセメントで、塗り固める。
アク抜きの為、藁を入れ、ひと冬越した。
納豆菌の働きでアクが抜けるのか?
でも雪の重みで割れる部分も多い。

数年すると、金魚、鯉、アカッパヨ、ドロッパヨ、鮒、
どろっけ、ドジョウ、めだか、何でも入っていた。
(田舎ではザリガニを見たことが無い、これだけは当然入っていない)



この石の隙間に「アッパギャク」がいつの間にか住みついていた。
次回へ


追記、
実はただいま今入院中。
火曜日(22日)朝、血を吐きました。
抜け出して書いています。

病院で、あまりにも面白いことがいっぱい有り
退院したくありません。
午後、4時頃までには戻らなければ、、、、。











2013年1月24日木曜日

2013年1月23日水曜日

雑魚釣り② はちよ

雑魚釣り

ハチヨ

蜂魚とでも書くのかな。

刺されたことがある。
「ピリッ」とした痛さ。
刺されたと言うよりは1mm位切られたという感じだった。

ハチヨ

大きさは12cm位、なまずを小さくしたよう。
赤いので直ぐ分かる。
ヒゲで刺すのだ。


下流から一番目の人工滝
絵:年金酒場

大川に右側から流れ込む小さな川。
少し水は冷たい。
少し崩れている下の部分、大川と接した辺り。

ここで多く獲れた。

焼いて食ったことが有る。もともちした食感でうまかった。


この付近には「すなっぷり」もいた。
次回。



















2013年1月22日火曜日

雑魚釣り① どろっぱよ

雑魚釣り

どろっぱよ

雑草という草は無い、草にも名前があると、確か昭和天皇のお言葉。

雑魚という魚はいない、魚にも名前があると、怒られそうだ。

ドロッパヨ

泥っパヨ

絵:年金酒場さん

 大川に流れ込む小さな川、水は綺麗で少し冷たい。
イワナの住む水よりは温かい。

草ぼうぼうの川、時折釣れるポイントが顔を出す。

相変わらず悪がきども、2mほどの釣竿、バケツ、メリケン粉を持ち、釣り遊ぶ。

ドロッパヨは大きいもので15cm位だった。

つるつるしていて、アカッパヨよりは弱弱しく感じた。

こちらの方が綺麗な水に住むのに何故かドロッパヨ。

見た目で言ったのだろうか。

あー懐かしい、あの川でもう一度竿を出してみたい。
「小鮒つーりし かのかわ♪ ♪ ♪、、、、、、。」


次は、
はちよ






2013年1月21日月曜日

fuck you

日本田舎話  37

べっちょしあま!  べっちょしやろ! 

喧嘩をしたときの捨て台詞である。

昨日、昔の外国映画を見ていたら下の言葉を連発しているシーンが出てきた。
あれ、これなら私の育った田舎の言葉に似ているかなと思った。
fuck you! 

でも、ちょっと違うかも知れないとも思った。
田舎では相手が女と男とでは言い方が変わってくるのだ。
分かれているのだ。




相手が女なら「この、ベッチョシあま!!

相手が男なら「この、ベッチョシやろ!!」である。

時代劇などは
「この、あまー」「この、やろー」
最後に「覚えていやがれー」。

子供のことだから、どちらかというと、アカンベーに近いかも知れない。


私の育った田舎で喧嘩に成ったら使ってみてください。
「あれ!、あれ!、、、、、、この人には負けた」となるかも。


2013年1月20日日曜日

金魚釣り ③

日本田舎話  36

金魚釣り ③


絵:年金酒場さん
廻りを木々で覆われ陽が入らないツツミ
水はかなり冷たい。


真っ黒な、ダボハゼ?


少し金光りしている黒い金魚

この堤は比較的近い距離に有った。
歩いて30分くらいのところである。

いつもの悪がき三人
へっこき虫を追いかけながら歩く。
朝まだ早いせいか飛び方もぎこちなく感じる。

砂利敷きの農道を歩くと、向こうからミニバイクで女の人が
時速3キロくらいで下ってくる。
この山を越えると一つ集落があり、そこから
農協に勤めているようだ。
小さな村、誰がどこへ行くのか大概分かる。

目は道路を見つめ真剣に運転している。
下りの砂利道、いつ転ぶかわからない。

心配ではないのだが、時々振り向き、
転んでないのを確かめながら歩く。

暫らく歩くと山の頂上付近に近づく。右手に細い林道。
これを駆け上がるとこの堤が見える。
薄暗い。
くぼ地に自然に出来たようだ。

あのダーウインがいたら真剣にこの堤を調べるだろう。
魚は全て真っ黒なのだ。
居るのはデメキン、金魚、金魚というより鮒だ。
中に一匹くらい少し赤色が付いたように見える三つ又の尾を持つものもいる。
誰かが昔、金魚を放したのか原型はみな金魚だ。

水際は、落ち葉が腐らずこれも黒くなっている。
その下にダボハゼ?がかなりの数隠れている。
こいつを釣るにはコツがいる。
餌はミミズ。針に一匹丸ごと付ける。
釣るのではなく、しゃぶらせるのだ。
しゃぶったら竿をそーと上げる。

目的の金魚が釣れなくなるとこのダボハゼ?で遊ぶ。
とにかく黒い、江戸川に居るダボハゼとは黒さが違う。
濃い墨の中に漬けたようだ。
バケツに入れると一番最初に死ぬ。
帰り、生きていればこいつだけは放してくる。
死んだものは鶏の餌になる。
金魚も黒さが違う、あの黒デメキンの黒さだ。
誰かに調査を頼みたいくらいだ。

あー、もう一度このツツミで釣ってみたい。

ここでの釣りは、誰にも怒られなかった。





追記
今朝の気温 3.2度

2013年1月19日土曜日

金魚釣り ②

日本田舎話  35

金魚釣り ②

マクワ瓜、スイカ

「釣った金魚を全部放せ!」 こっ酷く叱られた意味が判った。

この堤の水の取り入れ口にいつもスイカとマクワ瓜が冷やして有る事を
先輩達は知っていた。
ある日、サジ(スプーン)を持って行ったのだという。








釣りの帰りがけ、見張りは交代で。

サジで裏から中身を食い、繰りぬき、
中に水を入れ上手に伏せてきたという。

どこまで知恵が働くのか、感心した。

これでは怒られるは当たり前である。

こんなことを考えるのは隣のあんにゃしかいない。

これを見た田んぼの持ち主の顔、
ナタを振り上げた様子が今でも思い浮かぶ。



不思議なツツミの魚たち
次回へ




追記、
今朝は寒かった。
先日降った雪がまだ所どころに残っている。
昼間、表面が溶けたのか、凍ってつるつるに成っている。
朝五時0度C
現在1.6度C


2013年1月18日金曜日

金魚釣り ①

日本田舎話  34

金魚釣り ①

夏休みになっても、やることがいっぱい有る悪がき3人。

今日は金魚釣りに行こう。
一つ年下のとしお君を連れて行くことになった。
屋号が「かみゑん」という、商売をしていたのだろう看板が有った。
私は「かみるえん」と読んでいたいた。
この「ゑ」の字、似た様なので「ゐ」の字も有る
好きな字である。

さてこの次男坊、肝っ玉が据わっている。

8月のお盆である。
どうしてお盆というと、農家が休みになるからだ。
山の中腹を横切る山道を歩くこと一時間。
隣り村の田んぼの最上段の堤を目指して片手には釣竿とバケツ、
どうしても、もう一方の手には棒切れを持つ。
これで伸びた草の頭、木の葉っぱを叩き切りながら歩く。

餌と予備の針、錘は「かくし」の中。
かくしとはポケットの事である。


絵:年金酒場さん

木々で覆われた農道を抜けると、辺りがパッと明るくなり棚田が下に広がる。
田んぼの最上段に目的の堤が見えてきた。
上の堤は少し大きい、深さは60cm、錦鯉が10尾程泳いでいる。
近づくと奥の暗いほうに全部逃げていった。
大きさは50cm程だが「細い」痩せている、水が冷たく餌がないのだろう。
脇に水の取り入れ口が有りチョロチョロ流れ込んでいる。
「ヒャッコイ」と新人が叫ぶ。
木の棒に逆さに挿してあるカンカラで順番に水を飲む。
「ゥンメー」。

下の堤は少し小さいが深い。2mは有る。
上の堤から少しずつ水が流れ込んでいる。
中央に3m位の金魚草の塊が有り、この中を行ったり来たりする金魚が見えた。
「いたいた」、「真っ黒いデメキンもいるよ!」、「うわー!中にいっぱいいるよ」。
水は透明で底まで見える。

メリケン粉を水で溶く手が震える。
餌は「メリケン粉」と「こしひかり」。

釣り竿に仕掛けを巻き付けてあるので支度は早い。
最初に釣り上げたのは、あの新人。
「ウワー、やっぱり、ゐかったー、
今日はこしひかり味の素をかけてきたんだー」
得意げにしゃべる。

「俺にもくれよー」 飯粒をつける。
半分にした方が金魚の口に合うのか立て続けに釣れる。
それともコシヒカリと味の素の威力がすごいのか。

ハヤ釣り用の針、当時は今のタナゴ針なんかは無かった。
何を釣るにもハヤ針である。

それぞれ5匹前後釣った所で釣れなくなった。
「そろそろ帰ろうかー」
新人だけは粘る。どうしてもデメキンを釣ると頑張っている。

そこに田んぼの持ち主、水を見に来たのであろう。
ナタを振り上げ、「やゑんども、なにしてるー!!」と
叫びながら走って近づいてくる。

叱られ始めた。
でもこいつだけはまだ竿を出している。

もうちょっとまってー、今釣れるところだからー

全員、唖然。

散々怒られ、結局、全部堤に放され帰って来た。

このとしお君20代で事故で亡くなったと聞いた。
生きていたら大物になったに違いない。

反省が無い、来年は12日(お盆真っ最中)に行くことにしよう。である。

帰ってきて先輩に話した。
叱られても昔は一尾づつは持って帰っていいと言ったんだがなー。


理由が有った。次回へ




追記、
今日は寒い 現在1.1度C

2013年1月17日木曜日

出汁⑤ あまじ

不思議 発見

あまじ

「あまじがあって ゑっぽと ぅんめすけ くってみろ」
(いい味だ とっても うまいから くってみろ)

またまた、おふくろの声が頭をかすめた。
この「あまじ」とは食材の持つ、そのもの独特の素材の味のことを
おふくろは言っていた。

レタスはレタスの持つ味、ダイコン、ナス、全てそうだ。

最近、野菜も糖度が増し野菜の持つ本来の味、「あまじ」が分からなくなって来た。

トマト等は特にそうだ。今のトマトは私には甘すぎる。
だから私は家庭菜園をしている人がいたら、青いトマトを譲って欲しいと頼む。
この方がトマトの持つ本来の味がする、昔食ったトマトの味がする。
キューリもそうだ。黄色くなったものを皮を少し削り(全部でない)塩を掛けて食う、
すると太陽の味がしてこれも又うまい。


昔のトマトはごっつくて、いびつなもだった
形も味もこれが好きだ。


私は、普通の竹の子などは灰汁抜きをあまりしない、
少し渋味が残っているのが好きだ。
先の方より根元に近い方が味がして食感がいい。
硬くて、噛み締めるので余計に「あまじ」が分かる。

じゃがいもをアルミホイルで巻き電子レンジでチン。
塩をつけて食うと分かると思う、じゃがいもそのものの味がする。





日本田舎話 あまじ シリーズ へ続く









2013年1月16日水曜日

出汁④ ハバネロ

不思議 発見

ハバネロ    ビン詰めは→こちら


気温の高い国
過酷な労働に耐えるためこれを食うという。
ピーマンくらいな大きな、まだ青いものを齧りながら昼飯を食っているシーンを
テレビで見たことがある。精がつくという。



絵:年金酒場さん

不思議と出汁が出る。

鍋物には最適である。水炊き、タラチリ、すき焼きなんでもよし。
癖になる。
癖になると四人家族で一個入れても大丈夫。

湯豆腐もいい、豆腐と一緒に煮ちゃう。

どちらもタネごと細かく切り適量、最初から入れる。
残りは冷凍しておく。
辛い、辛い、辛い。


植え方

一本育てればいい。一鉢で100個は生る。

春、日差しが強くなったら植えつける。
素焼きのでかい鉢を選ぶ。但し腰水用のバケツに入るくらいの物。

種を五、六個蒔き一番成績の良い物一本選ぶ。

一日中日当りの良い場所に置く。
最初の頃は、腰水は必要ないが夏、暑くなってきたら始める。
水は切らさないように朝 晩足す。昼過ぎでもバケツの水が無くなったらすぐ足す。
根腐れはおこさない。

肥料は、牛糞、鶏糞どちらでも良い。
最初に土と一緒に混ぜる。

蕾を持つようになったら、骨粉を少量づつ与える。

収穫は黄色に少し色着いてきたらOK。
食べるなら緑色の時でも良い。

種用に一個大きなものを残す。

黄色みが増してきたら、都度冷凍保存する。

ピンポン玉位な物であれば百個近く生る。
夏から初秋までは収穫出来る。

食べ方と注意
初めての人は四分の一でも多いかもしれない。
少しずつ入れた方が無難です。
タネごと細かく刻み使う。タネがより辛いので一緒に刻む。
切った手で目をこすったり、唇に当ててはいけない。
暫らくは痛くなるから。
まな板と包丁は必ず洗う。

試しに1ミリ角程食ってみれば判る。
飛び上がる。

鍋物が一流の味に変身するかも。


タネ用は赤くなるまでとっておき最後にそのまま新聞紙に包み冷蔵保存。
翌年、皮は真っ黒になるが大丈夫、中身を取り出して大きい種だけ使う。





2013年1月15日火曜日

出汁③ もぐら

不思議 発見

もぐら ナラタケ

秋保温泉に行った時。
観光地もぐらの味噌汁が出てきた。
一杯150円だった。
旨かった!!!というより懐かしかった!!

木の根元付近に密集して生えているらしい。

「もぐら」とは茸のことである。
今、研究されている「もぐらの便所に生える」のとはちょっと違う。
ナガエノスギダケ(セッチンタケ)ではない。

こちらはナラタケ、ナラタケモドキ、の二種類のことである。
どちらかに少し毒が有るようだが煮て食えば大丈夫。

と大きな事を言っているが、私は採った事がない。
でも貰った時はゴミを取り、煮て食うまではする。

これが旨い、煮ると茎が黒くなるが食感はバツグンで
何といっても出汁がでる。
何故かあの「根曲がり竹」の出汁に似ている。
あっさりしていて上品な出汁である。

味噌汁か、ノッペ汁に入れて食う。

昔は保存食として塩をいっぱい入れて樽漬けにしていた。
食うときは塩出しして一冬の食材と成っていた。

今は、煮てから冷凍保存すれば大丈夫。
煮なくても洗って冷凍保存した方がいいかこもしれない。(出汁がもったいない)
マツタケは生のまま冷凍保存が効くから。



注意、
こちらも他の調味料をいっさい使わないほうがいい。
素材の味、出汁を楽しみたい。


次回、「ハバネロ」の出汁



追記、
昨日の関東付近の雪は、たいしたことは無くて良かった。
気温も上げってきている。
現在3.7度C










2013年1月14日月曜日

出汁② 根曲がり竹

不思議 発見

根曲がり竹

じつに良い出汁がでるものだ。

雪が多ければ多い土地ほど太い、短い。
こいつは雪を肥料として育つのだろうかと思わせる。


太いのが良い。

皮の剥き方
なるべく斜めに包丁を入れて、人差し指に巻き付けむしりとる。
後は簡単にむける。
あまりやると、指が痛くなるので棒(箸)に巻き付けてもいい。


皮の剥き方




子供の頃は皮を指に付け遊んだ。




切り方
AだったかBは硬いので捨てる。(根元方の節の硬い部分)
長く伸びたものは特にこうする。
硬い捨てる部分も別に袋に入れ出汁をとった後捨てる。


生のまま冷凍保存したほうが後で出汁が出る。

後は、吸い物でも味噌汁でも煮物でも良い



注意、
①皮ごと茹でてから剥いてもいいが、出汁が出てしまうのでもったいない。
②他の出汁は入れない(化学調味料含む)
  竹の子だけの方がいい出汁が出る。


次回、「もぐら」の出汁。




追記、
今朝は雨、気温が下がっている。
夜中は8.6度C 現在気温5.2度C
雨が降る時は気温が低くても室内は温かく感じる。
雪にならなければいいが。   







2013年1月13日日曜日

出汁①  煮干 漬け菜煮

不思議 発見

にぼし 煮干



絵:年金酒場さん


味噌汁は煮干にかぎる。

お客さんが来たときなど上品に頭と腸を取って使うことが有る。

母親の作る「そばつゆ」の出汁は煮干だった。

煮物にも必ず入っていた。

春が近づくと、野沢菜が酸っぱくなる。
水でふやかし塩出しをし、醤油で煮付ける。
少量の酒の粕と油揚げ、ニンジン、さつま揚げ等が入っていた。
この料理、酒のつまみでも、ごはんのおかずでも旨い。
色は悪いが味がいい。

漬け菜煮


思い出した、猿ヶ京の町営のスキー場で売っていた。
食堂に入りお品書きを見たら「漬け菜煮」と有る。
早速頼み酒のつまみとして皆で懐かしく箸を突ついた。
帰りにおみやげに買ってきて宿でまたパクパク。
母親の味と同じだった。


この中での出汁の出た煮干は今でも苦手である。



次回 「根曲がり竹」の出汁





2013年1月12日土曜日

雪樋  コスキ コースキ

日本田舎話 33

雪樋(ゆきとよ)  木鋤(こすき、コースキ)

今年の雪国は大変である。

思い出した。
Aが雪とよ、長さ二間くらい。
Bがコースキである。
どちらも木で作ってある。
コースキは雪が載りやすいよう片面が少しへこんでいる。
へこんでいるのが高価なようだ。


二階建ての屋根を描いたつもり。

田舎では「雪堀り」という。
一般にいう「雪下ろし」ではない。

まともに雪下ろしをしていたら、一階の窓が全部塞がってしまう。
そこで窓の部分は掘らなければならない。
だから「雪掘り」なのだ。

なるべく遠くに雪を持っていくためにこの「雪とよ」がある。
便利な道具である。
昔はどの家でも梯子と雪とよが二階の軒裏に横にして備えてあった。
コースキは角シャベルくらいの大きさだ。

豆腐を切る容量で縦にさっと切れ目をいれ横手前から突き刺し
雪とよに載せる。
慣れてくればこの道具の方が早い。
使い込むと角がとれ丸くなってくる、すると子供用の道具となる。

雪ほり、若手のいない家では、多い年で20万円くらいかかる。
今年はこの金額をはるかに超えるのではないかな。
早く雪対策を行政で考えないと大変だ。

ボランテアの人が頑張ってくれているようだが、地元の人もやる気が有っても
自分の家の雪掘りをしなければならないので手が廻らないようだ。

2013年1月11日金曜日

あかっぱよ ④

イワナ釣り 岩魚

あかっぱよ ④

ビンドウ?  缶ドウ?
イワナ釣りから かなり離れてしまったが、
思い出したことが有るので記す。


子供のおやつは一斗缶に入ったABC菓子、
同じく棒状のビスケット、煎餅が入った一斗缶に入っていた。
中身は割れていている物がほとんどで、まともな物が有ればラッキー、
嬉しくなったものだ。
多分「クズ」だけを集めたものであろう。

この一斗缶は貴重で有る。使い終わるとゼンマイ、カンピョウ等の
干したものを入れる器となっていた。
それをなんとか親から貰い、これでハヨを捕まえる。
外は錆びているが、何故か内側はピカピカ光っている。
[光っていなければ成らない。]


作り方。
① 一斗缶の下20cmを切り(深くても、浅くてもダメ)小口を折り曲げる。
② 次にフタを作る。
  木を二重にし、間に六角形の金網を挟む。(サラン網戸でも良いが訳がある) 
③ 中央に仕上がり6cm程の穴を開ける(金網で靴下の④を固定)
④ 靴下を上下に太い針金の輪を付けたものを作る。
   長さは底スレスレになるように。
   上の部分は金網③に固定する。
⑤ フタと一斗缶は、二箇所を針金で止めて置く(取り外し可能に)  



餌。
① 粉糠をフライパンで薄茶に炒る。(ハヤの毛ばり釣り時のまき餌にもよい)
② 粘り気の有る土に混ぜる。
③ おにぎりの半分くらいの物を5個作る。
  (この餌はドジョウを捕まえる時、筒の中に入れても良い。)

又は生サナギをそのまま炒って使う。

仕掛け方。
① 川の中の大き目の石を探しその下流に、流れを考慮して沈める。
② 缶の廻りに石を寄せる。
③ フタの上にも石を載せる
  木枠なので浮くことが有るので大きめの石を角に置く。
  (金網の方がいいのだ)
④ 夕方仕掛け、朝取り行く。

中が光っているので一匹入ると万華鏡のように成り
沢山仲間が入っているように錯覚すのだと教わった。

これの仕掛けは効果が有る。
二十尾以上つかめたことが有る。
持ち上げた時「ガーシャ、ガシャ、ガシャ、ガシャ」となった様子が思い出される。


ケーキ・景気

川柳 短歌 狂歌

アベコベノミックス景気

景気

このケーキ 甘くなるのか 自粉糖

自粉糖 入れたはずだが 甘くなし


熟すまで 待っててほしい このケーキ?





このケーキ 何時食えますか あべかわさん



飴さん(アメリカ)は 風邪を引いてますよ。
甘いワクチンは効きますか。


2013年1月10日木曜日

鳥 疲れる・取り憑かれた

川柳 短歌 狂歌

取り憑かれる


君のこと 嫌いになった わけじゃない
ただ他のものに 取り憑かれ

  
????


男とは 

色々なものに「取り憑かれる」ものである。

仕事、趣味、競馬、競輪

飲む、打つ、かう→かう

最後にもうひとつ、[買う]が品物(骨董品等)になって来る???



今、ラジオで植木等さんの歌が流れてきた。
 
      あなた だけがー 生きがいなのー♪ ♪ ♪、、、、、、、。
       
      てなこと 言われて その気になって
      
      3日とあけずにキャバレーへ、、、、、、。♪ ♪ ♪





あかっぱよ ③

イワナ釣り 岩魚

あかっぱよ ③

イワナ釣りから少し離れている。
青森での「ハヤ」の事が気になり研究してみた。

春の連休、田舎に行くことになった。
目的は、「木々の芽吹きを見に行こう」だけである。

野山はまだ残雪が1mは有る。
芽吹く木々は目にしみる、焼きつく。
熊や野ウサギでなくても食ってみたい心境になる。
田舎で育ち都会に出てきた仲間に、この匂いと若葉を
届けてやりたい。


ヒョットしたらイワナ釣りもあるかと、上州屋でミミズとブドウムシを
リュックに忍ばせていた。

その日は近所でフキノトウを取りに。
夕飯はほうれん草と混ぜたものが出てきた。
うまい、「春だー、春が来たー」と叫びながら酒のつまみ。
ほうれん草で苦味は薄まっているがごはんのおかずには成らない。
川原にコゴミが沢山出ていたが採らなかった。

翌日は案の定イワナ釣り、イワナが釣れる場所までは車で一時間は掛かる。
途中から雪が多く、車はストップ。諦めて帰ってきた。

家の近くでハヤ釣りに成った。
釣れる、釣れる。
イワナ釣りの仕掛けだといくらでも釣れる。
私はほとんど錘を付けない仕掛け、だが深場に入れたいのでガンダマを一つ付けた。
でかい、30cmはあろうアカッパヨが釣れた。
先に釣ったハヤをビクからだし腹を割こうとした。
綺麗だ、昔のハヤと違う。
ビクの効果を改めて知った。
ビクに入れたハヤは黒い部分が緑色の光を放っている。

子供の頃は、釣れるとバケツの中に入れることしか知らない。
すぐに死に白くなり、鶏の餌にしかならなかった。

捌いた後ビクに戻せれば同じことに成ると思った。
カンカン照りの石の上に載せて干した。
そのままにしておき、又釣り始める。

帰りに干したものを手に取った、青光りは残っていた。
腹を裂くには、釣ったら早ければ早いほど青光りが残ることも分かった。

後で釣ったものは家に持ち帰り捌いた。
今度は竹竿に紐の輪っかで吊るしてある洗濯バサミにシッポ挟み釣るした。
腹に少し塩を振り、川原で干したハヤも同じようにもう一度干す。
吊るした後、腹は爪楊枝で拡げる。
2時間の釣りでは有ったが二人で32尾はいた。
洗濯バサミに挟み切れなかったのはザルに入れ干した。

4時頃に成り、早めの晩酌の支度。
ガスコンロのサカナ焼き部分に水を入れ、口火の大きさの火で焼く。
半分焼くのに一時間は掛かった。
残りは冷凍した。

早速乾杯。
旨い、生臭くない。ハヨがこんなに旨いとは知らなかった。
「青森の人のハヤを釣る訳が分かった。」

今では川魚を焼いて食うには
ハヤ→イワナ→ヤマメの順番かなと私は思う。

当然、ビールジョッキに大き目のハヨを入れ骨酒にして飲んだ。
二回目の継ぎ足しの酒はヤマメと同じで白く濁った。

骨酒はイワナに勝るものは無いとも思ったものだ。

子供の頃の
ハヤつかめ、ビンドウ?
次回へ。


2013年1月9日水曜日

空き缶を5秒で潰す技

不思議 発見


空き缶11個を5秒で潰す技を見た。

仕事の帰り、歩いていた。
ビックリした。
人の知恵とはすばらしい。



前輪に5個


後輪に6個


この運転士一回で潰れているのに往復した。
合計で10秒かな。

素晴らしい技をありがとう。



あかっぱよ ②

イワナ釣り 岩魚

あかっぱよ ②

イワナ釣りから少し離れる。

青森で「ハヤ」の事を聞いたので暫らく研究してみたことがある。

幼少の頃はこの「あかっぱよ」釣りが主流で有った。



あかっぱよ
田舎では魚の事を「ヨ」、ハヤの事を「ハヨ」、赤くなるハヤは「アカッパヨ」と呼ぶ。
少し小さい小川に多くいるハヤを「ドロッパヨ」と呼んでいた。

家から歩いて20分で川に着く。
途中まで民家は有るが中ほどから田んぼが広がる。
橋を渡ると対岸にはお寺しかない、じゃり道である。
橋より下流100mに2m程の人工の滝が有る、
そのチョット下で釣りをするのが主だった。
ところが橋の下にいつも30cmクラスのアカッパヨが見える。
大きな石の影から出たり入ったりしている、五、六匹は優雅に
「つよつよ」と泳いでいる。
こいつが釣れない。毎回この橋の上から竿を出すのだが釣れない。
餌に近づいてみては見るだけで元に戻る。
一尾だけ釣り上げたことが有る。
子供の親指ほどの大きさのメリケン粉を水で練ったものを上流から落とす。
すると食う、仕掛けに付けると見るだけだ。
ヨーシと錘を付けないで上流から流した。初めて釣れた。
小振りでは有ったが釣れた。
次の日も同じようにするが今度は釣れない。学習するのか。
お寺の守り神なのかとまでは思わなかったが、
それからは帰りに残った餌をここに投げてけ帰るように成った。

当時は木の橋だった。

子供の頃は釣るには釣るがハヤは食った事が無い。
オヤジが時折大きめの物を焼いて食うだけ。
生臭くて食えなかった。
釣った魚はバケツの中に入れるが、ほとんど死んだ。
当時はブクブクなんかある分けない。
釣って帰って生きていれば庭の小さな池に放し、死んでいれば鶏の餌に成る。
ハヤの食い方は知らなかった。
餌はミミズかメリケン粉だ。
濁った川の時はメリケン粉にイカの腸を混ぜると良く釣れた。

大人になり、初めてイワナ釣りを覚えた。
そうだこの方法で釣ってみよう。

次回へ


2013年1月8日火曜日

あかっぱよ ①

イワナ釣り 岩魚

あかっぱよ ①

若い頃
先出の釣りの先生達と四人で一泊釣行。
朝早く羽田に着きプロペラ機(YS11)で秋田空港へ、
そこでレンタカーを借り青森を目指す。
海岸を走る。途中、八郎潟、能代を過ぎしばらくすると
右手奥に行く道が12湖とか、日本キャニオンへと有る。
そこを通り過ぎると少し大きな川が見えた。左150mは海。
右に車を止め、直ぐに釣り。
いきなりヤマメがヒット。あごひげが濃い大きな物。まるでシャケの形相。
次のポイントは又ヤマメと思いきやバラシ、同じポイントで何回投げてもバラシ。
八投目でやっとヒット。ヤマメの合わせがヘタである私。
今思うとあの辺サカナは擂れてないのか何度でもトライしてくる。

100m上流に大きな青とん淵、深さは三メートルは有り、底が見える。
一同ビックリ。水族館に成っている。ヤマメとイワナが混生してウジャウジャいる。
しかも大きい。岩魚はヒレ先が白くなっているから分かる。
見える魚は釣れないと。ここでは誰もヒット無し。
水の落口で先生ヒット、大きなイワナで有った。

時間が無いことで一時間も釣っていない。

宿に入り、聞いた。
河口近くで5、6人釣っている人がいたが何を釣っているのか聞いた。
「ハヤ」だと言う。
この辺の人は川魚ではハヤが一番と言う。
またまたビックリ。
ヤマメ、イワナの方がうまいと思うのだが。

  次回へ。




この青森の奥に、秋田美人、新潟美人、金沢美人の発祥地が有ると聞いた。
これもビックリ。



何美人かな

2013年1月7日月曜日

からみ 大根

不思議 発見

いつもの飲み屋で「からみ大根」の話に成った。

翌日、マスターが買って来てくれた。




常連客1人と3人で実験を始めた。

用意するもの辛味大根二本と普通の大根一本
卸金

まずは辛味大根
実験① シッポの方から卸してもらう。
      一分後
      二分後
      二分30秒後
      三分後
      三分30秒後
      四分後
      四分30秒後
      五分後       
実験② 同じ事を頭の方から卸してもらう。

同じ実験を普通の大根で卸してもらった。

結果は辛味大根普通の大根もあまり差は無い。
頭もシッポも関係なかった。

注意点、皮は剥かないでやった。

三分前後が一番辛かった。
五分経つともう辛味は無くなる。

そばを食うときは茹でる時間との勝負で有る事が分かった。

実験終了。


似た様な事。 
地獄鍋の実験をしたことが有る。
次回。

あさつきは→こちら





2013年1月6日日曜日

そば つゆ

不思議 発見


これに勝るものなし。
かつを
削り節がいい。

醤油。
黄色いキャップと覚えている、これが一番いい。


かつを削り器
木で出来ている。
普通のカンナが付いている。
押して使うのかな、私はつい引いてしまう。
木を削るのと同じで逆目が有るようだ。


絵:年金酒場さん

渋味が欲しければ煮干を2,3本入れる。
生意気に、はらわたと頭を取ることがある。

又はサバ節を少量入れてもいい。

  

追記、
立石駅から歩いて3分の所に小ぢんまりとした「きたの」という店が有る。
カウンター席7人、小上がりが四畳半。
鍋物を頼むと店主はおもむろに鰹節を削り始める。
一人前でも同じ行動をとる。
料理は何を頼んでもそうであるが所作に心引かれる。
口下手では有るが愛想はいい、物静かに丹精こめて料理を作ってくれる。
後から来た人が同じ鍋物を頼んでも同時には削らない、
頼まれた料理を順番通り出し、その後、又その人のために鰹節を削り始める。
削り節なら仕込のうちに削っておけばと思うがこれも店主の「拘り」なのだろう。
常連客は何も言わないが、当然のごとくなべ底の汁一滴も残さず平らげる。
私もそうである。
値段も高くはないし近くに有れば毎日でも通いたい店である。