2012年9月28日金曜日

女の 立ちション

不思議 疑問

日本田舎話⑦    

女の立ちション
小便器は朝顔と言って、木で出来ていた。
台形の木箱を逆さにした形だった。
幅は上の方で60~70cm位。
これを使って小便をしている若い女性は見たこと無いが、
おばあちゃん達は、後ろ向きに成り、けつを捲くり上げ器用にしていた。

当時は別に不思議とは思わなかった、
当たり前だと思っていたのだろう。

次に話す、雪道でのションベンもそうである。


こんな感じだった  記憶はあいまい


雪が降ると隣の家までカンジキで朝早く雪踏みをし、歩けるだけの道幅を作る。
隣の家は又その隣の家までと踏み固める。どこまで踏むかは暗黙の了解で
決まっていた。

この雪道の、脇の新雪に小便をすると実に気持ちがいいものだ。
雪国ならではの特権だ。

字を書くもよし、一箇所を狙って深い穴を作るもよし。

今日は薬を飲んだから色が違う等の、健康状態のチェックにもよし。

朝晴の新雪の上を、富士山の絵を描くも、これまたよし。

たかが小便いろいろ役立つものだ。

絵を描いたときは薄まるのから、さほど気に成らないが、
一箇所に穴を開けた場合は、かなりの穴が空く。
自分の鼻くそと靴下の匂いは気に成らないが、他人のものは嫌なものだ、
これに似ている感情になる。
でも、大人の空けた大きな穴は感心するときも有った。

新雪や への字もの字の 筆の跡
へのへの もへじ、もの字までは書けるのだが、足らなくて後が続かない)




女がしたか、男がしたかを見分ける方法が有る。

簡単なことだと、先輩に教わった。
女は、まず絵は描かない。
真下に穴が開いているのが女。
斜めに開いているのが男であると。
先輩も誰に聞いたのだろうか、何故か納得が出来た気がした。

シャーロックホームズさんなら簡単に判るのかな。
あーら不思議、みんなで考えよう。

今は思う。
昔の女性は器用だったのか
なにかコツが有るのか、どうして立ションが出来たのか。
今は不思議でならない。

現在の代々木の競技場にはこの女性用立ちション便器があるそうだ
壊す前に誰か写真を撮って、、、、。

年を取るといろんな事を思い出すものだ。


 富士やまの 初冠雪に のの字入れ
 
気持ちがいいだろうな!!!。


失礼しました。

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