2012年12月6日木曜日

新巻き鮭の作り方②

不思議 発見

新巻き鮭(シャケ)  荒巻鮭

究極の作り方②

前回の作り方にヒントを得た。

ある日、連れ合いがスーパーからビニールに入った鮭を買って来た。
1000円しなかったと自慢げに買って来た。
開けてみると中はもうヌルヌルで融けたように成っている、
まるで鼻汁をかけたようだ。
どうみても食えない、もう直ぐ腐る寸前のようだ。
勇気を出さなければ、切り身にして食えないと思うくらいだ。

ところがビックリ!!!!!!
この下に必ず新聞紙を敷く





























私はあれから「新巻き鮭の作り方」を少し勉強をしていた。
ある本によると、本来は鮭の内臓を取り、荒塩をいっぱい振って山積みに重ね、
上に「コモ」を掛け、一週間くらい放っておく。すると、水分が抜けて出るとある。
それから小川に持って行き、泳がせる。そう、塩抜きをするのだという。
(写真では何故か頭を上流に向け、最後の泳ぎをしている様に写っていた)
しばらく泳がせたら取り上げ、水気を拭き取る。
再度皮には軽く、腹の中にはたっぷり塩をぬる。
後は頭に紐を掛け、吊るす。
又ある地域では縄でぐるぐる巻きにしてから吊るす。とある。

これを思い出し、だめでもともと、作り始めた。
①、まず、流し台の上で、この鮭を水を流しながら、タワシで内外共洗う。
②、水気をとり、腹の中は多く、皮は軽く擦る程度に荒塩を塗る。
③、尻尾をビニール紐で縛る。
③、これを吊るす。
④、腹に、割り箸を折り、渡す。腹が乾きやすいようにする。
     一本は長め、二本は短め。


成功した!!!。美味かった!!!!!。
この融けた様な鮭の方が、かえって水気が抜けていて良かったのだ。
一本八千円の鮭に生まれ変わった。

二、三年、お歳暮用に新潟の佐藤水産から6本位飼っ買ったことがある。
中の一本を試食したことが有るが、あの味に似ていた。
あれより上手かったかも。(失礼しました)


作り方注意、
①2月頃の鮭が一番安い。(千円以下に成る時が有る)
②タワシは新しい物を使う。
③外に干さない。
   本来は直接陽の当たる外がいい(東京では何故かハエがよる)
④陽の当たる窓際に吊るす。
⑤新聞紙を下に敷く(水分が垂れる)
⑥長い期間干さない、長くても10日くらい。
  皮が硬くなり、包丁で切れなくなる。
⑦この後、切り身にしてラップで包み、冷凍する。


10日間も干すと身が飴色に成る。
荒縄でぐるぐるに巻くから「荒巻き鮭」というのかな?


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