2012年12月5日水曜日

塩引きシャケの作り方①

不思議 発見

塩引き鮭(シャケ)  荒巻鮭

簡単、作り方①

ある正月、北海道のニセコの斉木君という友達から4キロ位の生鮭が届いた。
捕れたてだと思う、まだ目もシッカリしていた。大きかった。
丁度日曜日、鮭を半分だけ捌き、大きな切り身にした。
夜、早速焼きパクパク、ところが「美味くない」。油はのっているのだが。
塩気がないので醤油をかけたが「うまくない」。
食い終わり、残りの切り身にしたものに塩を振り冷蔵庫へ入れた。

父は鮭が好きで、新聞紙を床に敷き、まな板を載せ何時も捌いていた。
私も当然男の仕事と思い、連れ合いに捌けとは言わなかった。

もう半身をどうしたものかと尻尾を持ち上げラップに包み冷蔵庫に
入れようとした。その時、箱の中に入っている「能書き」が見えた。
何処で捕れたか、重さは捕れた時の重さとか書いてあった。

読み進めたら「余ったときの処理の仕方」が書いてあった。
荒塩で身の方に多く塗り、皮の方は少なめにし、吊るしておく。
一週間くらい乾しておけば美味くなると書いてあった。

早速、近所のスーパーに荒塩を買いに行き「能書き」通りにした。
(始めてスーパーに塩を買いに行った。辛く無かった。
これも男の仕事なのかと思ったのか、自分のタバコを買いに行く心境だった。
塩というのは安いものなんだなーとも思った。)

翌朝、見たら廊下の吊るした鮭の下に汁がいっぱい落ちていた。
失敗した。汁が落ちるとは書いてなかったのだ。

急いで、陽の当たる外に吊るした。
心配で出社する時これを見た。今度は大丈夫、外だ。
と思った瞬間、又問題が発生。今度はハエが1,2匹飛んでいる。真冬だというのに。
直ぐに取り込み、又廊下の陽が当たりそうなところに吊るした。
もちろん、下にはしっかりと新聞紙を広げた。

汁は4日間位落ちた。


一週間後、切り身にして食った。 うまかった!!!!。

あまり吊るしておくと、皮が硬くなり包丁で切れなくなるので
適当な時間に切り身し、ラップ包み冷凍したほうがいい。

究極の荒巻鮭(新巻き鮭)の作り方②は次回。


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