2012年9月18日火曜日

イワナ キャンプ 和蝋燭

不思議 発見

岩魚釣り  キャンプ カラス

和蝋燭
車でドン詰まりまで行き、やっとキャンプが出来る広場を見つけた。
薄暗く、ほぼ手探りで作業。
何度か来ているので、渓まで降りなくても
水が出ていることは分かっていた道の脇である。

ヘッドライトを頼りに、大き目の石を集め、
持ってきた炭と薪で火を起す。

アルミの鍋に持ってきた食材を入れる。

テントを張る。

ロウソクに火を点ける。

ここまでは手際がよい。

乾き物で酒を飲み始めた。
辺りは真っ暗、渓の音だけが激しく聞こえ、時折木の葉がこすれる音。
風が出てきたが、ロウソクの火を消すまでは無い。

宴たけなわ、と言っても二人きりである、コヌカ(小糠)雨が降ってきた。
ろうそくの火が一本、又一本と消えた。
三本目だけが何故か消えない、火は小さくなるが消えない。

消えた方のろうそくに火を点けるが直ぐ消える。
よく見た、消えないロウソクと比べた。
消えてないのは和ロウソクだった。

慌ててもう一本有った和ロウソクを探し、これに火を点けた。
やはり消えない。
暗くでは有るが二本で何とか凌いだ。

ランタンは持ってきてはいたが探すのが面倒くさいのと、
ロウソクの方が雰囲気が出るのでこれにした。

和蝋燭は多少の雨にも強いのか!  日本製はすごい!!。

不思議、発見した。













雨は止み始めてきた。

二人は程よく酔い、寝ることにした。

私がシェラフを忘れたのに気がついた。
少し寒い。
ビニール袋で足を包み、背中と腹に新聞紙を入れた。
足のビニールは結構温かいが蒸れる。
K氏のシェラフを広げ二人で寝た。

男同士、同じフトンに入ったが映画の様な事は起きない。

両足を包んだビニール袋、汗を掻き冷たく感じて目が覚めた。
起きたら、私がシェラフを引っ張り、包まって寝ていた。
K氏は少し前に起き、火を熾していた。

カラス
朝方、カラスの鳴き声とガサガサと言う音は聞こえていたが
テントから出てビックリ。
前日のゴミと一緒に、夜出たゴミをひとまとめにした袋を
外に置いておいたのだ。
驚いた、中身と袋があちこちに散らばり、
ゴミ袋という原型は保っていない。
夜、たぬきが来たのかと思った。
でも可笑しい、四方に散っているのだ。

以前、犬にはやられたことが有る。
この時は皿がまるで洗ったかのように綺麗に成っていた。
食べ残しは持っていかれていたので犬と分かった。
たぬきだったら同じ事をするだろう。

直ぐ近くの木でカラスの泣き声、犯人はやはりカラスか。
でも黒いゴミ袋(この頃は黒が主流)、よく中が分かるものだ。
しかもこんな山奥にまでカラスが居るとは。

朝一番の仕事はゴミ拾いだった。

足成さん













朝食を済ませ、鍋、皿を洗うことに。
K氏は灰を鍋の中に入れ始めた。
水量の多い下の渓まで降りて洗い始める。

キャンプをするときは、決して洗剤を使わない人である。

アルミの鍋の汚れは、まあまあ落ちる。
白いプラスチックの皿も汚れは落ちるのだが、
線状に入った幾本の傷に灰が入り模様になる。
油分はまあ落ちるのでこれで良しとする。

支度をし、上を見るともう少道が続いている。
ドン詰りだと思っていた道を車で上った。
たった2,30m上った所に大きめの広場、車の折り返し点。
ここでデントを張る予定だったのに、失敗した。

寝心地の悪い狭い場所でよくテントを張ったものだ。
これからは暗くなる前にキャンプ地は見つけよう。
反省した。

釣りキチは 渓の水音 子守唄


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