2012年9月26日水曜日

相撲 日馬

川柳 短歌


千秋楽 相撲 日馬 富士

四股のよさ 品格の良さ 味のよさ 
      すもうの夜明け ひうまに託す
















アナウンサー
行きつけの居酒屋で、千秋楽を見ていた。
NHKのアナウンサー面白いことを言った。
日馬富士が控えている廊下での様子を実況した。
昨日と同じ姿ですねー」。

これには参った。
力士は他にどういう姿で出てくるのだろうか。
(違う意味で言ったことは分かっていたが、、、。つい笑った。)

飲んでいたビールを思わず噴き出してしまった。


私は相撲があまり好きではない。
外国人力士ばかりの優勝であまり興味は無かった。
そればかりではない。
張り手が多い、立会いの時両手を着けない。
賞金の貰い方たが下手、お金を貰うときは威張った様な、変な貰い方をする。
蹲踞(そんきょ)の時わざと遅れて相手に合わせない。
品格がまったくない、頂点に立つ人の姿ではない。
そう、見ていて「いらいら」するからだ。

だが、昨年の春場所から突然好きになった。
日馬富士を見たからだ。
なんとなく品が有る。四股の踏み方が綺麗だ。
張り手も有り、たまに手を突かないことも有り、
たまに賞金の貰い方に、あの地方独特の貰い方もすることがある。

だが、今度の千秋楽のような賞金を頭に着け、見ていてホッとするような
ドキッとするような仕草の時もある。

何よりも相撲が面白い。この人は直ぐ横綱に成ると思った。

と、まったく素人の私が思った。

それからこの居酒屋では日馬富士の取り組みだけ、真剣に観るように成った。
日本人力士が出ると応援するが、この人だけは心から勝って欲しいと
思うようになった。

前回の優勝より今回は何より良かった。
体も一回り大きくなり、一生懸命取り組む姿が何より伝わって来た。

ゴリラで言えば、シルバーバックと化した様相である。

横綱に成ったらもっともっと、日本人より日本人らしい、品位のある相撲取りに
なって欲しいと思う。

綺麗な相撲に期待したい。

がっぷり四つ連発で頑張ってもらいたい。


最後に
「親方の指導で優勝できた」。
この言葉がまだ私の耳たぶに有る。



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