水道菅
水道水で思い出した。昔から気に成っていた、鉛。
小僧の頃、建築会社に勤めていた。
一軒屋を建て直すというので古い家を壊せという仕事。
建て物の骨組み等いろいろ勉強には成ったが辛かった。
安全靴を履かないで何度も釘を踏んだりもした。
この時、先輩達は電線(銅)と水道の引きこみ部分の鉛菅を取って置き
他の廃材とは分けておく。
帰りにこれを売りに行くのだ。
私にも分け前が出た、いい小遣いに成っていた。
建築会社なのに外注に出さず、壊しの仕事。
でも誰も文句は言わなかった。
大きな理由はもう一つ有る。
廃材をトラック一台、捨て場に持って行くと3000円くれた、
不思議なのは、ここで金を貰っているのに何故か領収書が出るのだ。
当然、会社からは捨て代として一台3000円出ている。
おかしな時代だった。
基本給2万円の時代、
残業代、分け前を含めると手取り5万円くらいには成る月も有った。
鉛の話にもどる。
大分前から水道局はこんな「鉛菅引き込みの家」を
ステンレス菅に無料で取り替えている。
今でも電話一本で直ぐに来てやってくれる。
昔から蛇口をヒネッたら暫らく出してから飲めとも教わってもいた。
いろいろ調べたが人には害が無さそうだが、気に成るのは私だけか。
今日も台風22号の影響か雨
風はまだない。
気温21度6分 湿度94%
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