2013年9月30日月曜日

うど②   66

日本田舎話 66

ウド 山独活 ②

真冬にウドをとる方法が有る。カラコの頃。
山スキーに行き、
雪崩の後を見ると昨年のウドの枯れた茎が必ず有る。
何故かウドは雪崩が好きなようだ。
この跡は一番早く雪解けが始まるからだろう。
この枯れた茎を辿っていくと根元に足の親指より大きい芽が必ず付いている。

「硬い」が薄く切り味噌をつけて食えば、春一番より早い春を感じることが出来る。





真夏に採る方法。
これは片品温泉にイワナ釣り行ったときに教わった。

宿に泊まり、朝、これからイワナ釣りとお女将に話したら
ウドに赤い紐が付いたのは採らないでと言われた。
今は真夏、何の話か分からなかった。

橋の袂でその意味が分かった。
4尺以上に伸びたウドに、確かに赤い紐が付いている。
良く見ると不自然に新芽が出ている。
先を詰めて新芽をもう一度摘んでいたのだ。

これなら保存しなくても何時でも新鮮なウドが提供できる。
旅館もいろいろ考えるものだ。

天ぷらにするなら こっちの方が丁度いいそうだ、、、、。

なーるほど!! なーるほど!!!
納得。



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そんなに寒くない。
月が欠けて大分細くなってきた。
19.3度C




ラジヲは新沼謙治特集
左官職人こね太郎を歌っている。






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