一夜かぎりのセックスフレンドのはずが
忘れられなく成ってしまった!!!?。
天才的な歌に
百人一首第88番に「皇嘉門院別当(こうがいんべっとう)」作
の恋歌が有ると云う。
これは「千載集・恋歌三・八〇七」に記載されたもの。
最初から最後まで「縁語(えんご)」で作られている。
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元絵:足成さん |
難波地方に生える芦の「刈り根」のように
旅先で出会った行きずりの人と一夜の情事を
持ったばかりに、身を尽くした命懸けの恋に、
これから一生過ごさなければならない運命
になるのでしょうか。
そもそもこの歌の課題が「旅宿(りょしゅく)に逢う恋」
この頃の恋歌は成就してはならない、
思いが叶ってはならない、片思いが主なのだ。
「縁語」
「難波江の芦」→「刈り根」「節(よ)」
「芦・葦」→芦屋?
「刈り根」→「仮り寝」
「節(よ)」 →「夜」
芦の根元は節々が短い→短い間→ 一夜
「澪標(みおつくし)」 →「身を尽くす」
「渡る」→「船が海をわたる」→「恋わたる」(漕いで渡る?」
「縁語」と「掛詞」
「掛詞」は駄洒落みたいなものか、
例えば海女→天→雨 ・ 沖→隠岐→起き
とか恨み→裏見 ・ 秋→飽き ・ 入る→射る
のように読みが一緒の詞。
「縁語」は高度な駄洒落かな?
連想させて詠う。
波→くだく→たつ
糸→ほどく→結ぶ→ほころぶ
衣→なる →つま→はる→うら→きる
「ふ~む」いずれにしても難しい。
そもそも羽化して残った繭のような
私の頭(からっぽ)ではとても出きる代物(白もの)
ではないのだ!
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今朝はとっても涼しい
秋の気配すら感じる。
現在気温:25.5度 湿度:65% 西北西の風:1.5
昨日
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