2012年8月31日金曜日

うさぎ狩り

不思議 疑問

日本田舎話 

うさぎ狩り①

♪ ♪ ♪ うさぎ おーいし かの山~ 
小鮒釣りし かの川 ♪ ♪ ♪
 本当に追っかけたのだろうか、私も由緒ある田舎の山奥で育ったが
こんなことをして遊んだことがないし、話も聞いたことがない。
野ウサギは早い、逃げるのは天才だ。
小学校にいるウサギとは全然違う。
犬がいたとしても難しいでしょう。
 だが、こんな話だけは聞いたことが有る。
山の頂上から谷に向かって追い掛け、転げ落ちるを下で待ち捕まえる。
ウサギは前足が短いから、下りは苦手だそうだ。
うさぎ狩り②
  と思ったのだが調べてみて分かった。私の間違いだった。
私の育ったところからちょっと入った山村では
まだ、らしきことが行事として残っているようだ。
当時はもちろん遊びではなく、貴重な食料源だったという。
 今では趣味で鉄砲を打つ人が自分の子供を連れて出かける、
追いかける勢子は多ければ多いほどいいようです。
勢子は山の上からではなく、下から上に行き、山の上で鉄砲を
もった狩人が待ち構えているそうだ。
うさぎ狩り③
冬、近所のおじさんに狩りに連れて行ってもらったことはある、大変だった。
勢子はいない、二人だけ、犬は一匹。
足跡を追いかけているとウサギは頭がいい、必ず一山をぐるりと廻り
私らの後ろにくる。ウサギが我々を追っかけている感じだ。
正に堂々巡りである。
(こんな状態の遊びだったのか疑問で有った)
もちろん、猟銃をもっていなければ捕まえられない。
持っていても、この日は捕れなかった。
オトナの遊びとばかり思っていた。


この歌の作者はどんな状態で追っかけていたのか、
何歳頃の時追っかけたのか、
猟銃だったのか、網だったのか。
想像すると又眠れなかった。

♪ ♪ ♪ うさぎ美味しい????
 ♪ ♪ ♪ うさぎ狩りし かの山~ だったら直ぐに納得できたのが、、?。

警戒態勢
↑ 足成さんの作品です
やはり野ウサギは俊敏そうな姿をしていますね。
目は赤く無いようですね。
耳はこっちを見ていますね。
すばらしいショットですね。

究極のウサギ狩り(男の狩り)④
この由緒ある田舎の山奥でこんな話を聞いた。
私の子供の頃はそんなにウサギの被害は無かった。
雪が多い時期、木の幹をカジル程度はあったようだ。
実際、桐の木がかじられた後を見たことは有る。
 
 まだ、その昔の話。
ウサギを捕まえる方法として、二枚と菅傘それにきな粉を用意し
ウサギの通り道に、蓑一枚は背中に掛け寝転がり、
もう一枚は腹の上に掛ける。
それから顔には菅笠、そう「スゲ傘」でなくてはダメ。空気の通りが違うから。
この状態で少し雪が降るといいそうな。
サ-スー】(聞き手は、話の区切りごとにこう言う) 


 ここからが面白い。
仰向けに寝転がりる 
おもむろに「おチンチン」を出し少し雪で濡らす。
(この方が長持ちする)
もう一つ持参した「きな粉」を手に持ち塗りたくる、
そして次は上からこれに振り掛けるそうな。(下準備が大事)
廻りには余った「きな粉」を少量撒く。撒きすぎてはいけない、
ウサギが満腹に成ってしまう。

寒さをこらえ、ただ、ウサギの来るのを待つ。ひたすら待つ。
もうお分かりであろう、近づいてきたら即、両手で捕まえる。
この時のタイミングが難しいそうな。
サ-スー

あまり舐められては男としての変化が生じ、
ウサギに感ずかれてしまう。
そうかといって我慢していては、かじられる。
実際に捕まえるにはかなりの年季が必要だとか。
若い諸君には我慢が出来ずちょっと無理だそうな。
これぞ究極の男のカリ。
(女性の場合は直ぐ声が出てだめ?)
サ-スー

   嘘のような嘘の田舎話。
小さい頃はこんな話を先輩に聞き、長い冬を笑いながら過ごしたものだ。

今ではタヌキも頻繁に出るように成ったとか。
タヌキは無理でしょうな、直ぐカジルような気がする。

注 01) みなさんは決して真似をしないで下さい。
注 02) 噺家には内緒にしておいて下さい。
注 03) この話はもちろんフィクションです。
注 04) 日本昔話で採用しないで下さい。




追伸、蝉の調査
気に成っていた蝉の鳴き声。
昨日の昼はみんみんゼミも鳴かなかった。
夕方5時ごろ神社に調査、この時間も蝉らしきものは鳴いていなかった。
不思議だ。

昨日の気温(午前1時)
気温28.1度 南南西の風 風速2.1m/s  湿度75% 気圧1012.7hp

昨日の最高気温(午後3時)
気温34.2度 南の風   風速3.7m/s  湿度49% 気圧1009.6hp
高温時、アブラゼミは鳴かなくなるのか?

調査はまだ続けます。






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