2014年11月4日火曜日

分電盤とションベン

トイレ

「それはションベンが原因!?

分電盤、配電盤をトイレに何故設置してはいけないのか。
それはションベンが分電盤にいたずらするからだ。

40年前の話し。
私が弟子入り2年目、住宅の部分詳細の設計を漸く
やれせてもらように成った、それまでは掃除が主だった。
どうしてトイレに分電盤を置いてはいけないのか疑問だったので
先輩に聞いたが明確な答えは返ってこなかった。

それで東電に電話した。
あちこち廻されたが「昔からそうだから」とか「分からない」
漸く、3人目で年配の声が聞こえてきた。
「それは小便のアンモニアです」と答えが帰って来た。
いろいろ話をしていたが親切に教えてくれた。


日本電気協会規程 1365-1
昭和43年11月

1.電気回路が容易に操作できる場所
2.開閉器を容易に開閉できる場所
3.露出場所(分電盤の施設に規程する補助部分的分電を除く)
4.安定した場所

調べてみたら、これに該当するから
特にトイレは鍵が掛かるからとか
色んな意見が有る。

では何故、風呂場とトイレはダメと明確に書いてないのだろうか。
有るマンションなんかは物入れの中に有る。


風呂場はなんとなく分かる。

でも皆さんのマンションでも洗面所兼脱衣所にも分電盤が有るところが多い
ここでも内側から鍵が掛かるところがこれ又多い。
洗面所はトイレよりも湿気が多いはず。

若い頃、友達、親戚、知人のトイレに入っては悩んでいた。
ある時、20年以上経っているであろう家におじゃまし、トイレを借りた。
フッと照明器具のダウンライトの縁を見た時
「東電のおじさん」の言うことに間違い無いと確信した。
照明器具の縁の部分が錆びている。
じゃーっと洗面所の同じような器具の縁を調べたらサビが無く綺麗になっている
塗装部分も綺麗であった。

やはりションベンのアンモニアに行き着く。

あー若い頃が懐かしい!

--------------------------------
今日は雲も無く星がいっぱい見えている。
湿度もないせいか寒い。

現在気温:13.4度    湿度:47%    北北西:やや風有り


昨日



0 件のコメント: