2012年11月30日金曜日

鳥かご 作り

不思議 疑問

日本田舎話⑯

鳥籠作り

①縦は8番線くらいの針金で骨組みを作る。
②横は次に細い針金で。
③これを編む針金は一番細いもので下から編む。
④全て編み終えたら、入り口を切り、これに合う蓋を作る。
⑤中間の上下の間仕切りは六角形の金網で作る。

⑥一番下の底は木で作り取り外しが出来るようにしておく。

⑦上の入り口は上げ下げが出来るようにしておく。
⑧中に針金を芯にした笹竹を一本横に通しておく。
⑨これにつっかえ棒のように上の蓋に斜めにかける。
  他の鳥が中に入りこの笹だけに乗るとクルっと廻り
  支え棒が落ちて扉が閉まる仕組み。
⑩中の段には、餌を散りばめておく。

下に、囮を入れ、木にぶら下げておく。


下には、ヤマガラなどはトイレットペーパーの芯(当時は無かった)のように
ボール紙を丸め(又は竹筒)、隅に吊るしておくと、この中で寝ている。
餌は、ヤマガラは胡桃を焼き、一日2個くらい、たまに麻の実2~3個
あまり麻のみを与えすぎると太って、早死にする。

胡桃の焼き方は、筋に唾を付けて焼くと二つにうまく口が開く、
これに鉈の刃をあて、割るのである。

ヤマガラはこれを嘴で取り、止まり木に両足でうまく固定し中身を上手に
突いて、掘り出し食っていた。
慣れてくると、麻の実を手で与えると取る様になり、
同じように止まり木に持って行き
頭をキツツキの様にコンコンコンと振り下ろし、中身だけを
綺麗に食ってしまう。


注意、今では捕まえるのも、飼うのも許可が必要です。


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