日本田舎話⑮
由緒ある田舎に伝わる詩
♪ 雨が降ってきた 大根ぼしゃ 濡れる
背中で がっきゃ泣く
べっちょの 淵ゃ かいかいかい ♪
作者不明
(音の高低は無いが、テンポよく詠う)
これも何故か先輩に教わった。
忙しない様を詠ったのだろう
あの広重の絵をもビックリの描写。
大根干しをして居たのであろうところに突然の雨
おんぶしている赤ん坊は泣くし、おまけにあそこ(女性器)の淵が痒く成って来た。
猫の手も借りたい様をうまく詠ったものだ。
秋麦(あきむぎ)や 子を負いながら いはし(鰯)売り
一茶の詩を思い出した。
①【酒有別腸】 酒に別腸有り、とは違うようだ。
こちらは別腹の意であろう。
でも別の腸と解釈すればなるほどと思う。
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