2012年10月13日土曜日

イカ 香水

不思議 発見

岩魚釣り

イカ

足成さん
花の香りがするイカ。とにかく旨い。

岩魚釣りも3日目なるとくたびれて来るのか全身力が入らない
この日は午前中、海でのんびりすることになった。

もう一つ理由がある。
たまに海での釣りをするので道具は用意してある
からだ。

昨夜出た塩辛が今までに食ったことのないイカだったこともある。
花の香りがするのだ。ユリの香に似ているような、口では言い表せない好い匂い。

この宿、イカの身は出すが足は捨てる。なにせ面倒くさがり屋
足の皮を剥くなんてことはしない。捨てるのだ。

だから海釣りをするというと、必ずイカの足を捨てないで用意してくれる。
だが、25年間この、たまの海釣りでも魚らしきものは
草フグ以外釣った事がない。
のんびり寝転がり体を休めに行くのが目的であるから、
どうしたら海で釣れるのか二人共研究したことも無い。

でも、このイカだったら何か違う魚が釣れる様な気がしたのだ。
のんびり、少しは真剣に釣っているが、やはり草フグだけだ。

そろそろ帰ろうか、このフグ40分くらいは丘に揚げても生きている。
10尾は釣ったあろうフグ、海に帰してやる。

ところがなにせ、いい匂い。手についても生臭くない。
そのせいか、ハチが寄って来た。カン蜂が2,3匹このイカに食らい付き
ちぎっては持っていく、いい匂いが分かるのだろう。











竿を仕舞いながら、今度は蜂の観察を20分くらいしていた。

クワガタ虫の角を丸みを持たせたような歯で、器用に千切っては持っていく。
この蜂は花の蜜を吸うのじゃないんだ、肉食なのかな、それとも
花の匂いがするので間違えているなかな。
不思議であった。二人共、首を傾げていた。

宿に帰り、こういうイカは季節により捕れるのかと聞くが、なにせ魚嫌いの家族
どうでもよいのだ。「いつものイカと変わらないよ」という返事だけだ。

あまりにも、いい香りがして旨いと褒めるので、新しく造った「シオカラ」を
みんな持って行けと言う。
ドンブリに二杯分はおみやげで貰った。

あー! あのイカをもう一度食ってみたい。




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