2013年1月22日火曜日

雑魚釣り① どろっぱよ

雑魚釣り

どろっぱよ

雑草という草は無い、草にも名前があると、確か昭和天皇のお言葉。

雑魚という魚はいない、魚にも名前があると、怒られそうだ。

ドロッパヨ

泥っパヨ

絵:年金酒場さん

 大川に流れ込む小さな川、水は綺麗で少し冷たい。
イワナの住む水よりは温かい。

草ぼうぼうの川、時折釣れるポイントが顔を出す。

相変わらず悪がきども、2mほどの釣竿、バケツ、メリケン粉を持ち、釣り遊ぶ。

ドロッパヨは大きいもので15cm位だった。

つるつるしていて、アカッパヨよりは弱弱しく感じた。

こちらの方が綺麗な水に住むのに何故かドロッパヨ。

見た目で言ったのだろうか。

あー懐かしい、あの川でもう一度竿を出してみたい。
「小鮒つーりし かのかわ♪ ♪ ♪、、、、、、。」


次は、
はちよ






2013年1月21日月曜日

fuck you

日本田舎話  37

べっちょしあま!  べっちょしやろ! 

喧嘩をしたときの捨て台詞である。

昨日、昔の外国映画を見ていたら下の言葉を連発しているシーンが出てきた。
あれ、これなら私の育った田舎の言葉に似ているかなと思った。
fuck you! 

でも、ちょっと違うかも知れないとも思った。
田舎では相手が女と男とでは言い方が変わってくるのだ。
分かれているのだ。




相手が女なら「この、ベッチョシあま!!」

相手が男なら「この、ベッチョシやろ!!」である。

時代劇などは
「この、あまー」「この、やろー」
最後に「覚えていやがれー」。

子供のことだから、どちらかというと、アカンベーに近いかも知れない。


私の育った田舎で喧嘩に成ったら使ってみてください。
「あれ!、あれ!、、、、、、この人には負けた」となるかも。


2013年1月20日日曜日

金魚釣り ③

日本田舎話  36

金魚釣り ③


絵:年金酒場さん
廻りを木々で覆われ陽が入らないツツミ
水はかなり冷たい。


真っ黒な、ダボハゼ?


少し金光りしている黒い金魚

この堤は比較的近い距離に有った。
歩いて30分くらいのところである。

いつもの悪がき三人
へっこき虫を追いかけながら歩く。
朝まだ早いせいか飛び方もぎこちなく感じる。

砂利敷きの農道を歩くと、向こうからミニバイクで女の人が
時速3キロくらいで下ってくる。
この山を越えると一つ集落があり、そこから
農協に勤めているようだ。
小さな村、誰がどこへ行くのか大概分かる。

目は道路を見つめ真剣に運転している。
下りの砂利道、いつ転ぶかわからない。

心配ではないのだが、時々振り向き、
転んでないのを確かめながら歩く。

暫らく歩くと山の頂上付近に近づく。右手に細い林道。
これを駆け上がるとこの堤が見える。
薄暗い。
くぼ地に自然に出来たようだ。

あのダーウインがいたら真剣にこの堤を調べるだろう。
魚は全て真っ黒なのだ。
居るのはデメキン、金魚、金魚というより鮒だ。
中に一匹くらい少し赤色が付いたように見える三つ又の尾を持つものもいる。
誰かが昔、金魚を放したのか原型はみな金魚だ。

水際は、落ち葉が腐らずこれも黒くなっている。
その下にダボハゼ?がかなりの数隠れている。
こいつを釣るにはコツがいる。
餌はミミズ。針に一匹丸ごと付ける。
釣るのではなく、しゃぶらせるのだ。
しゃぶったら竿をそーと上げる。

目的の金魚が釣れなくなるとこのダボハゼ?で遊ぶ。
とにかく黒い、江戸川に居るダボハゼとは黒さが違う。
濃い墨の中に漬けたようだ。
バケツに入れると一番最初に死ぬ。
帰り、生きていればこいつだけは放してくる。
死んだものは鶏の餌になる。
金魚も黒さが違う、あの黒デメキンの黒さだ。
誰かに調査を頼みたいくらいだ。

あー、もう一度このツツミで釣ってみたい。

ここでの釣りは、誰にも怒られなかった。





追記
今朝の気温 3.2度

2013年1月19日土曜日

金魚釣り ②

日本田舎話  35

金魚釣り ②

マクワ瓜、スイカ

「釣った金魚を全部放せ!」 こっ酷く叱られた意味が判った。

この堤の水の取り入れ口にいつもスイカとマクワ瓜が冷やして有る事を
先輩達は知っていた。
ある日、サジ(スプーン)を持って行ったのだという。








釣りの帰りがけ、見張りは交代で。

サジで裏から中身を食い、繰りぬき、
中に水を入れ上手に伏せてきたという。

どこまで知恵が働くのか、感心した。

これでは怒られるは当たり前である。

こんなことを考えるのは隣のあんにゃしかいない。

これを見た田んぼの持ち主の顔、
ナタを振り上げた様子が今でも思い浮かぶ。



不思議なツツミの魚たち
次回へ




追記、
今朝は寒かった。
先日降った雪がまだ所どころに残っている。
昼間、表面が溶けたのか、凍ってつるつるに成っている。
朝五時0度C
現在1.6度C


2013年1月18日金曜日

金魚釣り ①

日本田舎話  34

金魚釣り ①

夏休みになっても、やることがいっぱい有る悪がき3人。

今日は金魚釣りに行こう。
一つ年下のとしお君を連れて行くことになった。
屋号が「かみゑん」という、商売をしていたのだろう看板が有った。
私は「かみるえん」と読んでいたいた。
この「ゑ」の字、似た様なので「ゐ」の字も有る
好きな字である。

さてこの次男坊、肝っ玉が据わっている。

8月のお盆である。
どうしてお盆というと、農家が休みになるからだ。
山の中腹を横切る山道を歩くこと一時間。
隣り村の田んぼの最上段の堤を目指して片手には釣竿とバケツ、
どうしても、もう一方の手には棒切れを持つ。
これで伸びた草の頭、木の葉っぱを叩き切りながら歩く。

餌と予備の針、錘は「かくし」の中。
かくしとはポケットの事である。


絵:年金酒場さん

木々で覆われた農道を抜けると、辺りがパッと明るくなり棚田が下に広がる。
田んぼの最上段に目的の堤が見えてきた。
上の堤は少し大きい、深さは60cm、錦鯉が10尾程泳いでいる。
近づくと奥の暗いほうに全部逃げていった。
大きさは50cm程だが「細い」痩せている、水が冷たく餌がないのだろう。
脇に水の取り入れ口が有りチョロチョロ流れ込んでいる。
「ヒャッコイ」と新人が叫ぶ。
木の棒に逆さに挿してあるカンカラで順番に水を飲む。
「ゥンメー」。

下の堤は少し小さいが深い。2mは有る。
上の堤から少しずつ水が流れ込んでいる。
中央に3m位の金魚草の塊が有り、この中を行ったり来たりする金魚が見えた。
「いたいた」、「真っ黒いデメキンもいるよ!」、「うわー!中にいっぱいいるよ」。
水は透明で底まで見える。

メリケン粉を水で溶く手が震える。
餌は「メリケン粉」と「こしひかり」。

釣り竿に仕掛けを巻き付けてあるので支度は早い。
最初に釣り上げたのは、あの新人。
「ウワー、やっぱり、ゐかったー、
今日はこしひかりに味の素をかけてきたんだー」
得意げにしゃべる。

「俺にもくれよー」 飯粒をつける。
半分にした方が金魚の口に合うのか立て続けに釣れる。
それともコシヒカリと味の素の威力がすごいのか。

ハヤ釣り用の針、当時は今のタナゴ針なんかは無かった。
何を釣るにもハヤ針である。

それぞれ5匹前後釣った所で釣れなくなった。
「そろそろ帰ろうかー」
新人だけは粘る。どうしてもデメキンを釣ると頑張っている。

そこに田んぼの持ち主、水を見に来たのであろう。
ナタを振り上げ、「やゑんども、なにしてるー!!」と
叫びながら走って近づいてくる。

叱られ始めた。
でもこいつだけはまだ竿を出している。

「もうちょっとまってー、今釣れるところだからー」

全員、唖然。

散々怒られ、結局、全部堤に放され帰って来た。

このとしお君20代で事故で亡くなったと聞いた。
生きていたら大物になったに違いない。

反省が無い、来年は12日(お盆真っ最中)に行くことにしよう。である。

帰ってきて先輩に話した。
叱られても昔は一尾づつは持って帰っていいと言ったんだがなー。


理由が有った。次回へ




追記、
今日は寒い 現在1.1度C

2013年1月17日木曜日

出汁⑤ あまじ

不思議 発見

あまじ

「あまじがあって ゑっぽと ぅんめすけ くってみろ」
(いい味だ とっても うまいから くってみろ)

またまた、おふくろの声が頭をかすめた。
この「あまじ」とは食材の持つ、そのもの独特の素材の味のことを
おふくろは言っていた。

レタスはレタスの持つ味、ダイコン、ナス、全てそうだ。

最近、野菜も糖度が増し野菜の持つ本来の味、「あまじ」が分からなくなって来た。

トマト等は特にそうだ。今のトマトは私には甘すぎる。
だから私は家庭菜園をしている人がいたら、青いトマトを譲って欲しいと頼む。
この方がトマトの持つ本来の味がする、昔食ったトマトの味がする。
キューリもそうだ。黄色くなったものを皮を少し削り(全部でない)塩を掛けて食う、
すると太陽の味がしてこれも又うまい。


昔のトマトはごっつくて、いびつなもだった
形も味もこれが好きだ。


私は、普通の竹の子などは灰汁抜きをあまりしない、
少し渋味が残っているのが好きだ。
先の方より根元に近い方が味がして食感がいい。
硬くて、噛み締めるので余計に「あまじ」が分かる。

じゃがいもをアルミホイルで巻き電子レンジでチン。
塩をつけて食うと分かると思う、じゃがいもそのものの味がする。





日本田舎話 あまじ シリーズ へ続く









2013年1月16日水曜日

出汁④ ハバネロ

不思議 発見

ハバネロ    ビン詰めは→こちら


気温の高い国
過酷な労働に耐えるためこれを食うという。
ピーマンくらいな大きな、まだ青いものを齧りながら昼飯を食っているシーンを
テレビで見たことがある。精がつくという。



絵:年金酒場さん

不思議と出汁が出る。

鍋物には最適である。水炊き、タラチリ、すき焼きなんでもよし。
癖になる。
癖になると四人家族で一個入れても大丈夫。

湯豆腐もいい、豆腐と一緒に煮ちゃう。

どちらもタネごと細かく切り適量、最初から入れる。
残りは冷凍しておく。
辛い、辛い、辛い。


植え方

一本育てればいい。一鉢で100個は生る。

春、日差しが強くなったら植えつける。
素焼きのでかい鉢を選ぶ。但し腰水用のバケツに入るくらいの物。

種を五、六個蒔き一番成績の良い物一本選ぶ。

一日中日当りの良い場所に置く。
最初の頃は、腰水は必要ないが夏、暑くなってきたら始める。
水は切らさないように朝 晩足す。昼過ぎでもバケツの水が無くなったらすぐ足す。
根腐れはおこさない。

肥料は、牛糞、鶏糞どちらでも良い。
最初に土と一緒に混ぜる。

蕾を持つようになったら、骨粉を少量づつ与える。

収穫は黄色に少し色着いてきたらOK。
食べるなら緑色の時でも良い。

種用に一個大きなものを残す。

黄色みが増してきたら、都度冷凍保存する。

ピンポン玉位な物であれば百個近く生る。
夏から初秋までは収穫出来る。

食べ方と注意
初めての人は四分の一でも多いかもしれない。
少しずつ入れた方が無難です。
タネごと細かく刻み使う。タネがより辛いので一緒に刻む。
切った手で目をこすったり、唇に当ててはいけない。
暫らくは痛くなるから。
まな板と包丁は必ず洗う。

試しに1ミリ角程食ってみれば判る。
飛び上がる。

鍋物が一流の味に変身するかも。


タネ用は赤くなるまでとっておき最後にそのまま新聞紙に包み冷蔵保存。
翌年、皮は真っ黒になるが大丈夫、中身を取り出して大きい種だけ使う。





2013年1月15日火曜日

出汁③ もぐら

不思議 発見

もぐら ナラタケ

秋保温泉に行った時。
観光地でもぐらの味噌汁が出てきた。
一杯150円だった。
旨かった!!!というより懐かしかった!!

木の根元付近に密集して生えているらしい。

「もぐら」とは茸のことである。
今、研究されている「もぐらの便所に生える」のとはちょっと違う。
ナガエノスギダケ(セッチンタケ)ではない。

こちらはナラタケ、ナラタケモドキ、の二種類のことである。
どちらかに少し毒が有るようだが煮て食えば大丈夫。

と大きな事を言っているが、私は採った事がない。
でも貰った時はゴミを取り、煮て食うまではする。

これが旨い、煮ると茎が黒くなるが食感はバツグンで
何といっても出汁がでる。
何故かあの「根曲がり竹」の出汁に似ている。
あっさりしていて上品な出汁である。

味噌汁か、ノッペ汁に入れて食う。

昔は保存食として塩をいっぱい入れて樽漬けにしていた。
食うときは塩出しして一冬の食材と成っていた。

今は、煮てから冷凍保存すれば大丈夫。
煮なくても洗って冷凍保存した方がいいかこもしれない。(出汁がもったいない)
マツタケは生のまま冷凍保存が効くから。



注意、
こちらも他の調味料をいっさい使わないほうがいい。
素材の味、出汁を楽しみたい。


次回、「ハバネロ」の出汁



追記、
昨日の関東付近の雪は、たいしたことは無くて良かった。
気温も上げってきている。
現在3.7度C










2013年1月14日月曜日

出汁② 根曲がり竹

不思議 発見

根曲がり竹

じつに良い出汁がでるものだ。

雪が多ければ多い土地ほど太い、短い。
こいつは雪を肥料として育つのだろうかと思わせる。


太いのが良い。

皮の剥き方
なるべく斜めに包丁を入れて、人差し指に巻き付けむしりとる。
後は簡単にむける。
あまりやると、指が痛くなるので棒(箸)に巻き付けてもいい。


皮の剥き方




子供の頃は皮を指に付け遊んだ。




切り方
AだったかBは硬いので捨てる。(根元方の節の硬い部分)
長く伸びたものは特にこうする。
硬い捨てる部分も別に袋に入れ出汁をとった後捨てる。


生のまま冷凍保存したほうが後で出汁が出る。

後は、吸い物でも味噌汁でも煮物でも良い



注意、
①皮ごと茹でてから剥いてもいいが、出汁が出てしまうのでもったいない。
②他の出汁は入れない(化学調味料含む)
  竹の子だけの方がいい出汁が出る。


次回、「もぐら」の出汁。




追記、
今朝は雨、気温が下がっている。
夜中は8.6度C 現在気温5.2度C
雨が降る時は気温が低くても室内は温かく感じる。
雪にならなければいいが。   







2013年1月13日日曜日

出汁①  煮干 漬け菜煮

不思議 発見

にぼし 煮干



絵:年金酒場さん


味噌汁は煮干にかぎる。

お客さんが来たときなど上品に頭と腸を取って使うことが有る。

母親の作る「そばつゆ」の出汁は煮干だった。

煮物にも必ず入っていた。

春が近づくと、野沢菜が酸っぱくなる。
水でふやかし塩出しをし、醤油で煮付ける。
少量の酒の粕と油揚げ、ニンジン、さつま揚げ等が入っていた。
この料理、酒のつまみでも、ごはんのおかずでも旨い。
色は悪いが味がいい。

漬け菜煮


思い出した、猿ヶ京の町営のスキー場で売っていた。
食堂に入りお品書きを見たら「漬け菜煮」と有る。
早速頼み酒のつまみとして皆で懐かしく箸を突ついた。
帰りにおみやげに買ってきて宿でまたパクパク。
母親の味と同じだった。


この中での出汁の出た煮干は今でも苦手である。



次回 「根曲がり竹」の出汁