新潟の山奥で育った
血統書付きの雑種。
中学校上がる頃までは
長靴にこのカッチン・スキーで有った。
黄色っぽいビニール系の金具ベルト、
当然カカトは上下する。
するとこの間に雪がくっ付くので
たまにストックで取らなければならない。
長靴を取り付ける時に、
矢印部分がカッチンと止めるので
「カッチン」と言うのである。
暫らくして、高校生くらいに成る頃
この部分は無くなり、カカト部分のスキーに
輪っかの金物が付き、1mくらいのベルトで
ガッチリ巻きつけるものが主流に成った。
激しく転ぶと、スキーは当然外れない
スキーが折れるか、足が折れるかである。
ワックスはローソクか石鹸、
そのままゴシゴシ塗り付けた。
ちょっと奮発して金色、銀色のパラフィンと呼んでいた代物
炭で炙った専用のコテかトウチランプで溶かして塗る。
おやじ達が使っていたスキーは別のカッチンで
ノルデック調の細いスキーにカンダハーと言う
ワイヤー式の止め金具で有る。
こちらもかかとは上がるが、そんなもので回転、
大回転の村の祭り種目で競った。
親父が大回転で一度優勝したことが記憶に残っている。
その内、思い出して画きたい。
田舎の資料館に行けば多分有ると思う。
あー! 懐かしい。
次回はこの金具を利用した
カッチン・スケートの作り方を記す。
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雲が薄厚く広がっていた。
そんなに寒くない。
新潟は明日から雪マーク
東京も注意かな、今週一杯は寒いだろう。
現在気温:8.7度 湿度:72% 北北西の風:やや
昨日
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