2014年4月5日土曜日

梅酒

のん兵衛の為の
梅酒の作り方

砂糖は入れないで!

以前、猫の額ほどの庭が有る家に住んでいた。
隣のおばあちゃんが「生前爺ちゃんが大事にしていた
花梅の木があるから貰ってくれないか」と。
手入れが悪くヒョロヒョロした1mほどの木だ、
ここまで来ると盆栽にならないので地植えにして庭木にした。
八重の花を付ける木だが3年もすると梅が生るようになった。
自家受粉だと実が少ないことに気付き
花粉は別の盆栽の梅の花びらを貯め、冷蔵庫に保管。
筆でこの花粉付けてやると沢山実るようになった。
(盆栽の方がどうしても早く咲き始める)

雨季に梅は落ち始めるが我慢し、黄色くなり始める頃まで待つ。

ある年、瓶を3個揃え1個は砂糖を入れないで作った。
これが評判良く翌年から5個に増やし、全て砂糖抜き。

これをよく行く飲み屋さんに話したら「言うとおりにつくってみたよ」
二瓶のうち一瓶を砂糖抜きで作り店に持ってきてくれた。
やはり砂糖抜きの方がお客さんに評判が良く、3年目からは全て抜きにしたと。
これに加え今年はウイスキーで作ったものがプラスされていた。
飲み較べてみたがこれもいける、ほどよい苦味がのん兵衛に合うのだろう。

10ヶ月も寝かせておくと程よい色と甘さあまじがでる。

左がホワイトリカー、右がウイスキー
ウイスキーの方が度数が強いのか実が解け始めている。


作り方
梅は半分黄色くなって、熟していて大きいものを選ぶ
   (梅干用の青いものは避ける)
②量は瓶に1/4~1/3くらい
③ホワイトリカー35度(果実用と書かれているのは避ける)
  ウイスキーも同じく果実用は避ける

後は半年間じっと暗いところに(我が家は押入)保管。
忘れそうな所がベスト、目に付くとつい飲んでしまうから。
出来れば一年(梅は取り出さない)
ウイスキキーの場合は半年で梅を取り出す。


この事をいろんな飲み屋さんで話すのだが
信じてくれ実行してくれたのはこちらの店だけである。
のん兵衛に出す梅酒はこれにつきる。
一年もするとけっこうまろやかな甘みが出る。
甘みが足りない人は蜂蜜を入れて飲めばいい。

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今日は寒い
現在:9.8度 38%




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