2012年12月29日土曜日

モモンガ 捕め

日本田舎話 26

モモンガつかめ(方言) バンドリと言っていた。

何時もの「悪がき3人」。

雪解けの季節になると、朝は雪の表面がカチカチに凍る。
昼ごろには溶けるので計算をして
長靴だけでこの上を歩き山に行く。
普段歩けない所を朝日を浴びながら歩けるので、気持ちがいいものだ。
そんな中、モモンガ(ムササビ?)を捕まえる事になった。

居場所を見つける方法は、杉の木の皮が剥がされている付近をさがす。
この皮の剥がされ方は半端ではないので直ぐ分かる。
これで巣を作るからだ。
後は冬だと分かりやすいのだが雪の上に糞が散らばっている。
この糞の大きさは小豆を、ふやかした時の大きさで、
長て方向をチョット潰したような感じであるから分かる。
新しいのは少しベトベト感が有り、艶がある。




次に近くのブナの木が10cm程の丸い穴が2つ、3つ、開いている木を見つける。
何故か穴が一つの木は要る確立が低い。
[多分、非常時に逃げる出口がもう一つ必要なのであろう。]
(私の説だが間違いない。)

木を下で叩いてみると分かる、居れば必ずチョコンと顔を出し、
こちらの様子を見る。このしぐさは今思い出すとかわいくも有る。
ほとんどは、慌て出て逃げる。
下調べで、居ることが分かったら別の日にそっとよじ登り穴を全て塞ぐ。
話をしながら木に近づいてはいけない、
気づかれ、顔を出されたら手遅れだ。

一番上の穴に、袋を被せ穴の廻りに釘(5本位)で打ちつける。
下に居る者が思いっきり木を叩く。
そうすると、この袋に飛び込んでくるという仕掛け。

よじ登った者は叩けない、片手は木を支え
もう一方の手は袋の底を持ち木と垂直にし、出易くしなといけないから。

叩いても出ないときは、下の穴から木の棒で突くのである。
大半は木に近づくか、登っている間に逃げられる。

一度「2B弾」を入れて捕まえるのは成功したが、
後で煙が出て来て大騒ぎをした。
中の巣が燃えてきたのだ。
冬だったのでよかった、雪を中に放り込んで慌てて消したものだ。

昨今は杉の木に虫が付くように成ったのか、キツツキが穴を開ける。
この穴に住んでいると聞いた。
昔は、杉の木がこのように穴が開いているのは見たことが無い。
生態系が変わってきているのかな。

この方式で一度に3匹捕まえた事が有る、親は逃げて全て子だった。

「馴れる」と聞かされ、これを飼ったことが有る。
昼間外に出すと(明るいとこ)目が潰れるから注意しろと言われいたが
どうしても出してしまう。馴れてくるから尚更である。
膝の上に載り、スヤスヤ眠るからたまらない。
飽きると籠の中に一人で戻る。可愛いものだ。

やはり目が白くなり死んだ。
慌てて残りの二匹は放した。
餌は、輪切りをしたサツマイモとか栗、クルミだった。



こんな捕まえ方もした。
長い竿に針金で輪を作り、
この輪に紐を付け下から引っ張ると輪が絞まる仕組み。
上の穴にそっと沿えて引くのだが、
タイミングが合わなくとても難しい、ほとんど逃げられる。



剥製を作り飾ろうと思った、鴨の剥製は作ったことがある。

腹を割き、中を全て出した、肉は茶碗一杯ほどで有った。
でも食べないで、鶏の餌にした。
結局剥製にも出来ないので、先出の「兎の皮」を剥いでくれる所に持って行き、
売ろうと言う話に成った。
毛並みが悪かったのでドライヤーで乾かし、整えた。
これなら500円には成るといいながら持って行った。
ダメだった、やはり100円だった。

ブツクサ言いながら帰った事を思い出す。



今は禁止されている。









大臣 任命

川柳 短歌 狂歌

大臣任命  その1


あべこべと 言う人私 蔵大臣

インスタを 間違えたのか インフレと

インスタを 4百円にと 日銀に



インスタントラーメンが一個400円に成る日まで皆でこの人を信じよう









?・・?・・・?







2012年12月28日金曜日

雪の墓 3

日本田舎話 25

雪の墓 3

墓参りには子供が欠かせない。

朝早くから「早く墓参りに行こーよ!」娘が叫ぶ。
小学校に上がる前の話である。

「まだまだ」と返事。
もう「やかん」には水を入れ、お供え用の花、ダンゴ、お菓子、酒等
玄関の上がり框付近に用意してある。
子供達は空の紙袋をそれぞれ手に持ち、今かと構えている。

「まだまだ」と言ったのには訳がある。
早すぎても近所がまだ行ってないからである。
子供が彼岸に来なかった家庭では、お供えを墓に置いて帰る。
それを狙って他の子供達があちこちの墓を巡り、貰ってくる。
空の紙袋、ビニール袋が役に立つという仕組み。



絵:年金酒場さん


「由緒ある田舎」ではこの風習が残っていて、今も続いている。



内緒話
大人達が帰っても子供はあちこちの墓巡り。
暫らくして、「はい、おとうさんの分」と、缶ンビールとタバコを差し出してきた。
私までもがご相伴に預る。

「酒も有ったんだけど蓋が開いていたから、持ってこなかったー。」

蓋を開ける意味も分かるなだがー

んんーん 複雑な気持ちである。



追記、
二、三年前、都内近郊の墓地で「墓あらし」と新聞の記事。
この話を知っていたら、犯人?扱いした記事にはならないと思う。

わが子には手を合わせてから貰えと教えた。
この人も必ず手を合わせてから貰ったと思う。
墓に入っている人も喜ぶ。

そのままにしたらカラスか猫が増える。ハエが増える。

できたら、缶ジュース、酒、ビール等は蓋を開けないでそのままで。

墓の物は持って帰るなと言う風習も止めてもらいたい。

無くなっていたら、むしろ喜ぶべきである。







天気予報

不思議 疑問

釣りをするので、
今度の日曜日は晴れるかどうか、気温は、風速はと一週間前から気になる。
天気予報はネットで毎日見る。

今日は長期予報の事



気象庁と気象協会がいまひとつ分からない。

どちらかだか分からないが、上図の様な長期予報図(3ヶ月予報)が出ていた。
9月か10月頃だったと思う。

[十二月は寒気が来るので寒いが、今年の冬は全体的に平年より暖かい。]
[しかも、エルニーニョ現象の影響で、、、、、。]

と、ご丁寧な解説まで付けてあった。

今月発表の長期予報を見たら。暖かいが20%、平年並みが40%
寒いが40%に成っている。

現在の日本列島で、どの地域が「平年並40%」に当てはまるのだろうか
不思議である。

明日の天気も外れるのに(失礼しました)週間天気はもっと、ましてや
長期予報と来る。

農家の人、雪国の人は信じているのだろうか。


政府も漸く雪対策を始めたようだが遅くないのか。
(政府は気象庁のせいにすればいい。)

灯油は間に合うのか。

こんな歌も詠みたくなる。



地震予知は?????????

「関東地方の地震」。3年以内に70%の確立の話はどうなったのか。
99%では何故いけないのか。
残りの30%も1%も外れることでは同じではないか。

あー学者の方、教えてーーーー。





2012年12月27日木曜日

雪の墓 2

日本田舎話 24

雪の墓 2

墓の前の、お供え用の棚。

近年、これがプラスチックに変わってきている。
ストローを大きくした様なスダレである。

毎回取り替えるのだが腐らず他のゴミと一緒に
墓の近くの捨て場に捨ててある。
不自然な光景が目に映る。

前は「萱と藁」で作っていたので捨て場に有っても
自然に腐り、他の木々の肥やしとなって居た。








上はスダレ棚を載せる下地。萱を折り曲げてある。
下は線香立て。
絵:年金酒場さん
下の線香立ては実に良く出来ている。
上下は斜めに鋭くカットしてあるのだが、
上部の線香が入る部分は、節で線香が止まるように
計算してある。

これも残しておきたい一つである。



絵:年金酒場さん



墓参りは子供達が大喜びである。
次回。





2012年12月26日水曜日

山鳩 キジバト

日本田舎話 23


山鳩 キジバト

将棋とは無関係の山鳩(やまばと)のことである。
(なぜか、将棋ではさんきゅうというらしい)

中学生の頃、政雄くんという友達がいた。
放課後と土日はほとんど彼と遊んでいた。
後に彼は猛勉強し始め獣医となったが。
その彼と山に行き、自然を満喫していた。

ヤマガラ捕め、アカショウビンの卵を観察と、忙しかった。
アカショウビンは神社の近くの30cmくらいの斜めに成った幹の
枯れた穴に巣を作っていた。
タマゴは鶏の卵型で大きさは10円玉くらい、色は見事な青色の斑点が有った。
と今日まで思っていた。

調べてみたら間違っていた。どうもツグミの卵だったようだ。
でもおかしい、アカショウビンがこの巣穴に出入りしていたのは確かである。
この話は又、後日。

絵:年金酒場さん

さて、樹上の山鳩の巣から卵を二個採り、伝書鳩に抱かせたことある。
間もなくするとすると無事に孵った。

伝書鳩は自分の子と思い、変わらぬ育て振り。
雛に成ってからは育ちが早い、少し前に孵った伝書鳩より早い羽ばたきの練習
まだ、産毛がいっぱい付いているのにである。

日課の鳩を飛ばす訓練をしようと、扉を一杯開けた。
親鳥達は一気に飛び立ち、大空へ。
暫らくして、扉を閉めに鳩小屋へ。どうも様子がおかしい。
黒茶の山鳩が二羽共いない。
振り返り、辺りを見渡すと柿木の枝に離れて二羽止まっている。

そのうち、義親鳩と帰って来るだろうと観察していた。
ところが一羽が羽ばたき、蔵の後ろの方へ飛んで行った。
羽は長い、あの軍艦鳥の様な長い羽。産毛がほとんどである。
その日は帰らず、翌朝には、もう一羽も居なくなっていた。

薄情な親子ではない。
これが自然の凄さなのか、素晴らしさなのか。

同じく生まれた伝書鳩の子は、それから二週間以上経っても
親から餌を貰っていた。


2012年12月25日火曜日

雪の墓 1

日本田舎話  22

雪の墓 1

墓作り
「早く、墓作りにゑッテこゐ。ほかんしょはみんな終わったッてぁ」
「作ってねーがんな、おらこだけだーな」
またまた、お袋の声。
(この、ゑとゐの字が私の育った田舎では主流だった。好きな字である)

「由緒ある田舎」では
春の彼岸、墓の上に墓を作る。


絵:年金酒場
この墓
雪が少ない年は、下にある墓を掘り出すのだが
多い年はその上に雪で墓を作る。

実際の墓の廻りには、子の墓か、子孫の墓か、
或いは農耕馬、牛、犬等の墓なのか小さな石造が
コの字状に15~16体並んでいる。
当日、中心の墓の前には「葦」で作った、お供え台を置く。
左右に同じく「葦で作った線香立て」、子の墓の前にも全て立て、
和紙の上にダンゴを載せる。

素晴らしい習慣である。
今でも続いているようだが、長く残してもらいたい。




追記
この冬は「あの38豪雪」昭和38年の記録を破る程の気候である。
「心配だ。」
公の機関は危機管理の準備を早めにしておいて貰いたい。

ラジヲ(ラジオ)では「クリスマス寒波」とか、変な名前を付けてしゃべっている。


2012年12月24日月曜日

究極のカレー ③ カレー 八つ頭カレー

不思議 発見

カレー 大根 ③

しろいも キヌカツギ 八つ頭 

実はこれも非常にうまい。

欠点は二日目は溶けてドロドロに成る。
なめこ汁の二日目の様に。

ジャガイモと同じで別の鍋で煮て、都度入れるといい。










でも、大根とシーチン(さば缶詰)だけは
必ず入れてね。




大根カレー  おしまい。


2012年12月23日日曜日

究極のカレー ② カレー シーチキン サバ缶

不思議 発見

カレー 大根 ②

このカレー不思議である。
二杯目を食っても胃にもたれない。
若い頃の様に二杯目に手が出る。

 用意するもの
                    ①メインの大根

 
幅:1cm位


②セロリ
③白菜
④ニンジン
⑤タマネギ(コマ切れにしてこれで伸ばす)
⑥長ネギ(斜めに薄切り)(入れなくてもいい)
⑦なす
⑧じゃがいも(入れなくてもいい)
⑨シーチキンかサバの缶詰(水に)高価なもの
  (一度、一番安いシーチキンで作ったら   味が無く評判が悪かった)

            ⑩最後に、もちろんカレーのルー



コツ その1
①セロリとニンジンが嫌いな子供には擂る。
②じゃがいも一日目は入れないか、
  別の鍋で煮る。これは崩れてくると二日目に鍋が焦げる原因。
  味も崩れると粉っぽくなる。
③じゃがいもを入れる場合は、別の鍋で水から煮て沸騰したら
  火を止めて冷ます。冷ますことによって崩れないで絞まる。
   食べる時に都度入れる。
④なす、これはカレーの火を止めてから入れる。
  そうでないと溶けて無くなる。  
⑤キャベツはあまり効果がない。(最近のキャベツは甘くなる)
⑥水はいつもより少なめ(白菜の水分で量が多くなる)

コツ その2
シーチキンは最初に野菜と一緒に煮る。
缶詰の汁も一緒に入れる。
油の嫌いな人は、煮終わりルーを入れる前に上に浮いた油を掬えばいい。
最初から缶詰の汁を捨てると旨くない(油のシーチキンでも同じ)

コツ その3
できたら、サバ缶の水煮を砕いて入れると旨い
高い値段の缶詰がいい。



野菜のそれぞれの量、刻み方は適当に試してみてください。

昨年、飲み屋で話が続かなくなった時、ママさんにこの話した。
ママのお姉さんが八十歳をこえているらしい。
胃にもたれるので暫らくカレーは作っていないと言う。
翌週旨いと評判、常連の別の女性にタッパーに入れて持ってきてあげていた。
この女性客も次に有った時は旨かったと褒めてくれた。


だがこれだけでは無かった。
調子にのって試した。
次回の八つ頭。



2012年12月22日土曜日

究極のカレー ① 大根 カレー

不思議 発見

カレー

大根カレー ①

下の娘が5年生の頃。
ランドセルを玄関に放り投げるなり。
「おとーさん 学校でみんなに笑われちゃったー!!」
下の子は大らかでクヨクヨしない子だ。
この事が楽しかったように得意げに話した。

宿題で「我が家のカレーの具」という作文が有ったらしい。

絵:年金酒場さん

カレーライスを作るのは私の役目である。

ある日の寒い土曜日。
冷蔵庫を開けたら肉が無い。
家には誰も居ない。
買いに行くにも面倒だ。

野菜は少しずつではあるが一通り有る。
冷蔵庫の脇にシーチキンが3個有った。
子供がサインドイッチ、おにぎりにマヨネーズをまぶしたシーチキンが
好きで、買い置きして有る。

フッと私の子供の頃を思い出した。
田舎で育った私は肉など年に数回しか食ったことが無い。
野菜の煮物でも、肉ジャガの時も肉の代わりにサバの缶詰だった。
もちろん、カレーもだ。

さて定番の野菜を一通り刻み鍋の中に、だが少し何かが足りない。
白菜、セロリ、ダイコン、長ネギが目に入った。
白菜を一枚一枚斜めに薄く切り鍋の中に入れた。
シーチキンも入れた。

まだ何かが足りない、とその時思った。
確か台湾に行った時、炒めたセロリが出てきたな。
青色がない、そうだと、セロリも葉っぱごと刻んだ。

すると、隣の長ネギが私も青いと言っている。
お前もか、と又これも刻んだ。

よし、これでOKと思いきや、「大根」が「俺も入れてくれ」と
言っているようだった。
ここまでくれば何でも入れちゃえである。

みんなが帰ってきた。どう反応するかな。
いつもは連れ合いが盛って出すのだが、今日はわざわざ私が盛った。
セロリと大根はさすがに抵抗があるだろうと想い、
子供達に除けて出す為である。

連れ合いには大根を一個セロリも少し入れて盛った。


内容を話すと、子供たちは最初「エーッ」の連発だったが。
二杯目は大根を入れてやった。
ところがダイコンはかなりの評価。

案の定、セロリと長ネギ以外は評判が良かった。
今日のカレーは、いつもより旨いと成った。

上の子は色気付いてきたのか肉を控えている。
連れ合いは旨い牛肉を買って来ても脂身は全て
流しの三角形の中へ捨てる。

あれから20年以上、我が家は肉ナシのカレーで大根が入る。

この話をある飲み屋で話した。
すると其処に〇〇ホテルを定年に成った調理長が居た。
「俺が若い頃、まかない飯でカレーを出し、サバ缶詰を細かく砕き
隠し味で入れたことがある」と言っていた。「評判がよく、何を入れた」かと
仲間にしつこく問われたそうだ。

確かに肉の出汁以上に旨い。
肉のカレーも一度作ったが我が家では味が無いとあれ以来
シーチキンで有る。

子供が学校でどう発表したのか思い浮かぶ。
作り方は次回に。