2014年3月19日水曜日

春告げ鳥

うぐいす

鳴き始めの鶯は「ヘタ」である。

若い頃、鶯を飼ったいた。
元旦に鳴かせるには電灯を一日30分くらいづづ早めに点ける。
ほぼ10日くらいで鳴き始める。

めんどくさがり屋の私は2年目はいきなり3時間前から
点けるようにした、そうすると1週間くらいで鳴くようになった。
まだ独身のときである。

4畳半の部屋で鳴くものだから耳元で怒鳴られているような、
すごくデカイ声である。
これは経験してみないと分からない。
渓に入りて20m先に居る同釣者にいくら声を掛けても聞こえない、
振り向かないものだ。
もっと遠くにいる山の鶯の声は、はっきりと聞こえる。

野山の鶯もそうだが鳴き始めはとても「へたくそ」だ。
最初の「ホー、、、」が無く、「うーん、、、、ケキョ」とか
「、、、、ケキョ、、、ヶヶ、、ケキョ」
と聞こえる、練習する。

吹く頃になるとほぼ完璧に鳴いている。
聞き耳をたてると鶯に「方言」が有る事に気付く。
「ホー コケッココー」とか「ホー ケケコケッコ」とか
本当に、楽しい、面白い、釣りながらつい笑ってしまう時がある。
親の声を子が真似るので何時まで経っても方言は残るのだろう。

三つ綺麗に鳴く鶯はまずいない。
一回目「シー ホケキョ」と高い声
二回目「ホー ホケキョ」と普通に
三回目「ホー ホホ ホケキョ」と低い声
箱根産はこれに近く綺麗に鳴くそうだ。


静まりかえった野山で聞くと「神秘的」ですらあるものだ。

(これも不思議だった鳥類には声帯がないそうだ)

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昨日は百人町で打ち合わせ、風がとても強かった(13時頃)
(春一番も、無い年が有るようだ)
(3時50分頃からキャンディーズの「春一番」がラジオが流れた)
今日は風が強い、寒くない
月、左上が少し欠けて見えた。
東寄りに出ていた。
10.6度 37%





昨日






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