2016年9月11日日曜日

築地移転問題①

どこまで暴けるか

      昨日、台風14号が発生した。相変らず進路は
      発表機関により様々である。我々はどの発表を
      信じればいいのか迷わされる。

さて、問題視されている築地の移転、
小池都知事はかなり昔から勉強されて
いたのだろう、スピード感がある。

そもそも、この土地を購入した時点から
可笑しいのだ。
通常、土地の売買は売主が土壌を調査し
買主に報告するシステム、双方知らないで
売買された場合は当然「瑕疵」が有るとされ
知ってから買主は一年以内に訴えることが出来る。
当然この物件も裁判された。
ところが東京高裁では「時効後」の提訴だと
あっさりと棄却さてれてしまっている。

「タダでも高い物件なのに」
汚染されている土地は通常は安価になるはずが
1平米53万円、合計588億円の通常価格で
都が購入している。
汚染した土壌の改良費用も売主である東京ガスは
80億円に満たない負担。
通常は売主が全額負担(850億円)が常識。
「一般の不動産取引業法では考えられない」

問題2、設計段階での
建物の基礎工事の地盤調査である。
あれだけ広い土地を僅か8本のボーリング
調査しかしていないと聞く。
 今年、私どもが企画した土地50坪のアパート
建築の地盤(杭)調査は3本も行った。

設計料12億円を超えている建物の土地が
こんな本数だけの調査で良かったのか。

いずれにしても都議会、国が大きく関わっている
ことは確かであろう。

都議会のドン内田氏、石原元知事と特に
日建設計は良く知っているはず
小池都知事はリケンを「どこまで暴ける」か、
これからの手腕が楽しみだ。




盛土をしていない部分は35cm~45cmのコンクリートで
覆えばいいのだという。これも一理あるが底(地下)
から水漏れしてたら元も子もない、お仕舞いだ。

「土壌汚染調査」が先だ。
延期したのは正解である。現状維持で来年2月まで
6億円の維持費が掛かると聞いた。
そのくらいの費用だったら結果を待ってから
移転するのが本筋だろう、小池氏のいう通りである。
 若し、移転後に問題が出た場合はこんな費用では
済まされない事は明らかである。
 
「汚染対策」
本当の「汚染」は「金」がどこまで、誰に
漏れているのか、ではないのだろうか、
この調査がどこまで進められるかも注視したい。

「バカげた話題」に、
現在の築地の土地に道路を作る問題では
今直ぐ着工しなければオリンピックに間に合わないと
誰が言ったのだろうか、僅か800mの距離が
4年も掛かるはずが無い、いや厳密に言えば
400m位では無かろうか、築地に関わる土地の
距離はこのくらいだからだ。他の400mは
とっくに工事を進めてもいいはずである。

「待機児童施設」
だが小池都知事の
保育園、待機児童の受け入れ施設を
「空き家を利用」してと発表している。
これには少し疑問が残る。
 古屋を現在の耐震構造にするには
莫大な費用がかかる。
それに建築業者が手不足な今、果たして
どこまで出来るのだろうか。

ナカイマさんみたいにあっさり引き下がらないで欲しい。

それより自殺者が出ないことを祈る。

写真:TBSテレビより
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今朝3時30頃からシトシト雨が続いている。
昨日の夕方の予報では今日の傘マークは
消えてたはずではなかったか。
涼しい。

台風14号が発生、まもなく15号も発生しそうだ。

現在気温:21.1度  湿度:99%  南南東の風:2.3

昨日


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