2017年6月16日金曜日

雑魚釣りにイワナが釣れた

雑魚にイワナが食いついていた。

  今日はレザークラフトの続きを
  書く予定でしたが資料が間に合わず
  急遽幼少の頃の思い出を記します。

一週間のご無沙汰でした。
毎週金曜日は釣りの話、
今日もアクセスありがとう御座います。

タナゴ釣りの話ではないが
最近、幼少の頃一回だけ行った沢が頭から
離れない。
毎日、時ある事に思い浮かぶ。 

その頃はイワナ釣りも知らない小学生。

何時もの悪がき三人で雑魚釣り(主にどろっぱよ)。
「今日は少し遠い川に行こて!」
ということに成った。

仕掛けは竹の4本継ぎ90cm×4本とヨレヨレの
少し白っぽく成っているヨレヨレのテグス、
浮きは即席の茅
餌はミミズと鉢の子(足長蜂)






かなり歩いた。
砂利道をゴム製の短靴で歩くのは少しつらいが、
そこは山で育った悪がきども、バカを云いあい、
砂利を避け中央の草の生えた部分か
両脇の草の生え際を歩く。

屁っこき虫に道案内されながら。

すると
砂利道がカーブした脇に堰堤が見える、
その少し先(30m程)に川を渡る
木製の低い橋が見え、
その先には川幅5mくらいの淀んだ
水面がみえる。

悪がき三人は少し駆け下り
この堰堤に汗を拭き拭き仕掛けを作り
一斉に竿を出す。

仕掛けといっても4本竿は2本に収納されていて
それにグルグルテグスを巻きつけて有るだけ。
横まきにしたテグスに引っ掛けてある
針の部分を持ち、引っ張り上げると
自然に竿はクルクル廻り糸が解ける仕組みだ。
女の人の腰帯の片方を持ちクルクル
解く感じである。


すると私の竿に小さなあたり。
少し間をおいて大きな当たりが有り
竿を引いた。しなる竿、小さな沢で
こんなに大きな引きは始めてだ。
今思うにヨレヨレのテグスは太い、
一気に上げると手元付近まできて、
20cmあろう綺麗な魚がかっかった。
もう少しという手元1mの所で
釣り逃がした、いや釣り落ちた。
いやスルっと抜け落ちたのだ。

そして手元に針先を寄せると
3cmほどの魚が釣れている。

逃がした魚はでかい!
他の悪がき二人も唖然としている。
実に不思議な釣りだった。
以来三人の浮きはピクリともしない。

飽きてきたので下流に10m程下った。
そこは川幅2m、両岸が切り立っている。
人工的に割り戸にしたのだろう
高さは20m程ゴツゴツとしながら
ほぼ垂直切れている。

流れている部分は1mくらい。
足を入れると冷たい。
「しゃっこい!」と叫ぶ。
流れが速く竿を出すどころではない。
それでも少し下ったが諦めて
帰り際、流れの早い両岸水面すれすれに
妙に光るものが見える。
「金だー!」と叫ぶ。

両岸に驚くほど光る石が見える。
悪がきどもは大金持ちに成った気分。

本来なら「ここで目が覚めた」と
成るところだがこれは実際有った話。

なんとか小さい四角っぽい石ころを採り
持ち帰ると、兄に一笑される、
これは「黄銅鉱だよ!」と教えられた。

もう一度
死ぬまでにあの沢に行ってみたい。

あなたの幼少の頃の釣りの
思い出を聞かせてください。

次回はレザークラフトの予定です。

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今朝は心地よい気温
くもり

現在気温:21.2度  湿度:80%  北西の風:2.3






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